読書レビュー:『出世 7つの法則』(ジェフリー・フェファー )
一般的に仕事ができて、成果を多く上げることにあって権力を握っていくと考えがちだが(少しうぶすぎるか・・・)、権力獲得がスキルだとしたら、それを身に付けていないと権力を持つことができないことを意味する。
でもよく考えてみれば、組織においても権力を握るためにあれこれと「工作」している人を会社内でも見ることがあるので、そういうのもスキルと言えるのかもしれない。
ただ、気になるのは冒頭に書いたとおり、これが日本社会で通用するのか否か。そこは気掛かりではある。
しかしながら、全部が適用できないとしても部分的に応用できるものはあるだろうし、そういう法則があると知っておくことで、誰が権力を狙っているかを把握することもできるし、当然ながら自分自身も自分を守るために権力を奪取するときに役立つ(はず)。