読書レビュー:『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』(ピョートル・フェリクス・グジバチ)
確かに社外の人間と同じように、社内の人間とも良好な関係を築こうとするのであれば、同じ人間なので必然的に同じアプローチを取れば良い関係を築けることになる。
仕事のときの何気ない雑談について「仕事の邪魔」という人もいるが(自分も少し感じていた)、良好な関係を築くという視点でいうと重要な働きをしているというのは盲点だった。
自分を知ってもらい、覚えていてもらえるということは誰にとっても嬉しい。
だからこそ、雑談を活用することで人をより良く知り、相手に自分を好印象に抱かせれば自然と関係性は向上し、そうすれば仕事でも成果を生み出しやすくなる。
ひっくるめると結局はコミュニケーション能力という話になりそうではあるが・・・。
元々予想していた内容ではなかったものの買って損はなかったと思える1冊だった。