まとまった時間を確保することが難しい。
仕事に時間を取られたり、家事や育児に時間を取られたりと、2時間なり3時間なりの時間を勉強に当てることは正直できそうな状況にない。
もちろん朝早起きして勉強するか、夜遅くまで起きて勉強すれば2時間くらいなら捻出できそうでもあるのだが、それがずっと続くか自信もない。
そうなると短い時間を積み重ねて勉強していく他に選択肢はない。当然まとまった時間勉強するよりも非効率かもしれないが、それでもやらないよりはマシだろう。
30分くらいであれば何とか子どもにもちょっかいを出されずに勉強できる。
ただそこで何を勉強するかが問題である。
簿記についてはクレアールの講義動画が1本30分くらい平均であったので、まずはそれに当てることができるとして、問題はTOEICの方か。
TOEICは30分で何ができるかと考えていたとき、ふとこの前買った『ミニ模試トリプル10 TOEIC L&R テスト』が目に留まった。
このミニ模試を買ったものの、中身をろくに把握せずにいたのだが、よく見るとこの本は、1つのセットがPart1からPart7までの各問題で構成されている。各セット20分程度で解き終わるくらいの分量となっており、それが10セット入っている。
自分が求めていたのはまさにこれであった。1セット20分で解き終わり、答え合わせを10分程度でできれば30分で一通りの勉強が完結する。
本屋でミニ模試の類の本が目に入っていたときは「なんでミニ模試を使うのだろう。どうせ解くならフルセットの模試だろ」と思っていた自分が間違っていた。
時間の捻出できない人にとっては、この本は確かに有り難い。こういった時間のない人のニーズを満たしているからミニ模試系の本が多く出版されているのだろう。
解き始めればすぐに終えられるので、勉強に取り掛かる際のハードルも下がる。その点でもミニ模試は効果的だ。もっと早く気が付いておくべきだった。
『TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+』も解ければいいのだが、こちらは取り掛かるとしたらガッツリ2時間は確保しなければならないので、なかなかハードルが高い。
もちろん『TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+』で勉強した方がトータルでの効率もいいし、より学ぶことも多いのだろうが、その2時間を捻出するのがまず難しい。
2時間勉強するか、勉強しないという2択になってしまうのであれば、30分でも継続して勉強をした方が良いのは間違いない。
TOEICの勉強ではなるべくミニ模試を活用していきたい。
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