読書レビュー:『稼ぎ方2.0「やりたいこと」×「経済的自立」が両立できる時代』(村上臣)
どうやってファンを稼いでいくか。
個人が「クリエイターエコノミー」のなかで生計を立てるには、このファンの獲得がセンターピンとなる。
既存のSNSや新たなツールも活用しつつ、どのマーケットでどういう切り口で自分の好きなもの、武器を提供していけるかが鍵となるが、この提供するコンテンツや内容を作り上げることが難しいことに変わりはない。
本書の著者自身も「私自身はやりたいことが見つからずに困った経験がありません」と語っており、このあたりは先天的なものを感じてしまう・・・。
まったく何も知らず、ただ漫然と仕事をするよりも、「クリエイターエコノミー」を意識しつつ、何かしら行動を起こせれば、少しは違った未来が見えてくる(はず)。
文書も平易で、これまでの考え方との対比しながら話が進んでいくので大変読みやすい。