読書レビュー

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読書レビュー:『スタンフォードの権力のレッスン』(デボラ・グルーンフェルド)

『「権力」を握る人の法則』がまさしく権力を握るために必要なことを記載してるのに対して、本書は少し趣向が異なる。 内容の冒頭にも書いているが、この本は「自分自身との戦いに勝つ方法を説き」、「人間としての成熟を優先して権力を獲得する方法を論じ」ている。 権力というとまさしく自分自身のために使うもの、という固定観念があるが、この本ではあくまで権力は「他者や組織に資するように使うもの」としている。 この考え方自体が新鮮であり、今までの権力論では触れられてこなかったように思う。(権力の座から振り落とされないようにするための手段として他者や組織を使うことが説かれていたことはあるかもしれないが) また権力を持った者が、目的に応じて自分を強く見せたり、弱く見せたりする(演技する)という発送も想像したこともなかった。
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読書レビュー:『世界を知る101の言葉』(マンディープ・ライ)

「国際標準の教養がザックリと身につく」という見出しに惹かれて購入した。 各国の紹介がそれぞれ3〜4ページでまとまっているおり、細切れの時間に読むのにもちょうど良いと思えたのも買うきっかけになった。
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読書レビュー:『スピリチュアルズ』(橘玲)

相変わらず様々な実験結果や論文の情報をもとにして論を展開している。 特に脳科学系の実験が多く、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質やオキシトシンのようなホルモンなど、基本的な特徴や作用などは頭に入れておかないといけない。 それにしても、基本的にパーソナリティは変えられないので、持ったもので勝負していくしかないという残酷な現実が突きつけられる。生まれながらにしてだいたいの運命は決まっているというのも悲しいような。
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読書レビュー:『超加速経済アフリカ』(椿進)

冒頭にアフリカの各国の情報や、各種統計データなどが掲載されており、それも勉強になる。またアフリカの地図・国旗・首都・人口なども掲載されているので、本文中に出てきた国がどこにあるのか、首都はどこなのかといったこともすぐに調べられるようになっている。 「アフリカ・ファクトフルネス」として、各章の冒頭にクイズ形式でアフリカに関する問題が掲載されており、アフリカに関するデータをゲーム感覚で知ることができる。 アフリカのビジネス・生活の現状を具体的なエピソードとともに知ることができる。 アフリカ経済に強い影響力がある中国の動向についてもこの本を通じて学ぶことができる。
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読書レビュー:『デジタルで変わる子どもたち』(バトラー後藤裕子)

子どもを育てていると「どこまでテレビを見させていいのか」、「タブレット端末を使った動画視聴は止めておいた方がいいのか」、「言語習得や認知機能の向上にはどういった方法が好ましいのか」といった疑問が出てくる。 そういった疑問を解決できそうなタイトルであり、パラパラと中身を見た印象ではかなり論理的に話が展開されていたので購入した。
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