読書 読書レビュー:『変える技術、考える技術』(高松智史) 語彙力はパッと思いつくけれど、その取り組みとトライする回数までは意外と思いつかない。これを知れたのも大きかった。 実用性という点でいうと、本当に製品の説明書やマニュアルレベルで実用的な気がする。(こうやって書くと逆に実用性が強調されないかもしれないが・・・) 本書の「はじめに」で書いてあるとおり、読めば何かしら実行できることがあるので、まずはパラパラとめくるだけでもしてもらいたい書籍。 2023.03.03 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『「能力」の生きづらさをほぐす』(勅使川原真衣) それにしても自分自身が「能力」が高く、世間的なステータスも得ていながら、現状の世の中のシステムや風潮に異議を唱える著者の姿が何よりも格好いい。しかも子育てもして、ガンの闘病をしながら。 この姿勢や生き方が言説の説得性や妙な納得感につながっているように思う。 本当はロジカルでないけど「あいつが言っているから」というのがないと結局は何も動かないというのも事実。 学校や職場問わずあらゆる場面でこの事実が出てくること考えれば、自分もそういった行為態度で日頃過ごせているかを点検しなければならない、と感じてしまった。 それくらい意志や熱意を感じる書籍であった。 2023.03.02 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』(高松智史) そういったときに、自分のなかの仕事に向けた取り組みの「棚卸し」のイメージで、こういった出来る人の書籍を読んで、自分の日々の言動とのギャップを埋める作業は重要に思う。 当然ながら自分のなかに軸を持って進んでいくことも重要であるが、それに固執して成果が上がらずにうだつが上がらなければ何の意味もない。 本書の内容を少しでも多く実践し、ちょっとずつでも自分の仕事を改善していく。そして、また本書に書かれた内容を暗記し、日々のマインドセットも整えていく。 どの分野でもそうだが、とりあえず出来る人の真似をするのが一番上達の近道であるので、自分のような凡人はそこを愚直に進めていくしかない。 その取っ掛かりとしては本書はかなり役立つように思う。 2023.03.01 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『人事ガチャの秘密』(藤井薫) 人生100年時代とか言っているので、自分の専門性を確立していないと人生後半が悲惨な状態になり得ることが示唆されているように思う。 こう考えてくると「そうならないためにも手に職をつけ、専門性を磨かないといけない」という世間の潮流ど真ん中の主張に落ち着いてしまう・・・。これは不可避な傾向なのかもしれない。 まずは日々の仕事のなかで自分ができる範囲で専門性を磨く意識を持ち、仕事に臨んでいくしかない。 何も考えずに働いているだけでは後々苦労することになると自分を叱咤激励しながら頑張るしかない。 2023.02.28 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『ゆるい職場』(古屋星斗) 人事評価のシステムや雇用形態が変更されれば、そんな呑気な選択をしていると真っ先に足元をすくわれてしまう。 まあこの辺りをしっかりとウォッチして冷徹な計算のもとに指示待ち人間になっている人もいるのかもしれないけれど。自分が定年まで逃げ切れるという話の前提のもとに話を組み立てられる年齢であれば、それもまた「合理的」な選択なのかもしれない。 かくいう自分はその選択を取るには未来の変更が生じる可能性が高く、不確定要素が多すぎると考える。 だからこそ、この書籍にあるように様々な働き方の変革もチェックしながら、地道に仕事を頑張っていくしかない。 2023.02.25 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『案本』(山本高史) 「相手の気持ちになって考える」という行為の具体的なプロセスを知ることができるという意味でも、本書は非常に参考になる。 当然ながら本書を読んだだけでは経験量が増えるわけでなく、本書に記載の内容を参考にして、自ら経験量を増やすように脳を働かせていくしかない。 ボーッっと何も考えずに生きているだけでは良いアウトプットは出せないわけである・・・言うまでもないだろうけれど。 文章自体も口語調で読みやすいし、具体例もわかりやすい。 これはクリエイティブな活動をしている云々は問わず、誰でも参考になる一冊だと思う。 2023.02.01 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『指導者の不条理』(菊澤研宗) それを実践理性によって損得計算の結果を価値判断するにより、失敗を回避するのが本書の薦めるところであり、そこに「人間としての尊厳、気品、そして真摯さがあり、リーダーとしての権威が生まれる」としている。 まさに誰もが薄々は感じている部分であり、だからこそ人は利他的だったり、倫理的な振る舞いを尊ぶ。 しかし、言うまでもなくこれが難しい。 実践理性を加味した「重層的なマネジメント」を推奨することで組織の失敗を回避しようとするわけだが、結局はまずはリーダーが実践理性を用いてそういった価値判断を実施していく必要が出てくる。 そうなってくると個人としての生き方や考え方など根本的な部分での刷新が要求されるように思う。 このあたりになると宮台真司氏の活動や主張のように草の根運動ではないが、社会全体として個人の考え方や行動を変えていく取り組みを行っていかねば改善できないようにも感じる。 組織が人間の集合体であり、その人間は社会の中で育まれることを考えれば、当たり前の話なのかもしれないが、根本的な解決には相当な時間が掛かるようにも思えてくる。もちろん人の考えや行動が一気に変わることができればこの限りではないだろうけれども、それはハードルが高いように思われる。 即効的な解決が難しいとはいえ、個人の損得計算がもたらす弊害について、歴史的な事例を引き合いに出しながら知ることができるし、これにより実践理性としての他人本位でない自分本位の価値観を構築することの重要性を認識するきっかけになる。 章立てなどの本の作りもわかりやすく、ロジックも明快なので読みやすいので、ぜひ一読して欲しい。 2023.01.18 読書読書レビュー
読書 読書レビュー:『日本語の作文技術』(本多勝一) 普段は取り立てて意識的に修飾関係や助詞、句読点の使いかたを考えながら書くことをしないため、ここまで考えながら文章を書いている人がいるという事実そのものに衝撃を受ける。 書かれた文章にそれだけ意識が向けられているということは、ついつい見過ごしがちである。 その意味で、この書籍を読むとそういった細かな部分まで目を配っている考えて文章を作成している人に感服の思いがしてくる。 これを読んだからといってすぐさまに文章力が向上するわけではないだろうけども、この書籍に書かれた原則や注意事項を頭に入れつつ、日頃の文章を作成していき徐々に文章力を向上するように努めていきたい。 2023.01.15 読書読書レビュー
日々の生活 本の値段が高くなっている?(電子書籍への切り替えも必要か) 文庫本も値段が上がっているようで、その理由としては「スマホが普及して、娯楽も多様化していますし、安くてひまつぶし感覚で読めていた紙媒体の文庫本の売り上げが落ちた分、部数も限られて価格が上昇せざるをえない。資材の高騰もあいまって来年も価格が上昇するのでは」とのこと。 となると新書も同じような構図で部数が落ちているから、そのぶん値段が上昇していると考えるのが妥当なところか。 電子書籍で買えば少し安くなるものの、やはり紙の本のほうが読みやすさはあるので、ついつい紙の書籍を買ってしまう。 紙の書籍と電子書籍の値段差がもう少し開いてくると、いよいよ電子書籍をメインにするときが来るかもしれない。 さすがに半額くらいになったら迷わず電子書籍で買うことになりそうであるが、そこまで開くと紙の本がさらに劣勢になるので、そんな値段差になることはないだろうが。 とはいえ電子書籍にも慣れる訓練はしておいても損はないかもしれない・・・。 2023.01.14 日々の生活読書
読書 2022年12月購入書籍(先月何冊買ったのか) 1月は年末年始の休みに購入した書籍を読む予定。 それが終わったら2023年の目標に向けて英語学習を進めることを想定しているので、また読書は一時休止だろうか・・・。 読書も時間を見つけて続けていきたいが、このあたりは英語学習とのバランスだろうか。 2023.01.13 読書購入書籍