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読んだ本を読み返していますか?

割と本を読む方だと思うが、読んだ本の内容を覚えているかと聞かれると自信はない。 なんとなく内容を覚えてはいるものの、人に説明せよと言われると言葉に詰まる感じ。 本に線を引いたり、書き込みを入れてみたりすることで、多少は記憶のトリガーになったりするが、それでも時間が経つと忘れてしまう。 もちろん意識的には思い出せないにしても、何かがきっかけとなって「あの本に書いてあった」と後々にヒントになることはあるので、読むことが完全に無駄というわけではない。 ただ意識的に本の内容を覚えておくためには、結局その本を何回か読んで記憶に刻み込むしかない。
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読書レビュー:『アンガーマネジメントを始めよう』(安藤俊介)

アンガーマネジメントとは何かといった理論的な話というよりも、すぐに実践できるアンガーマネジメントの手法紹介、といった内容である。 1つのTipsを見開き2ページで紹介していくのでサクサクと読み進めることができるので、普段本を読まない人にも薦められる。 自分としては特にお金に関する部分と社会へのイライラの部分で示唆を受けた。 確かに衝動的にお金を使ってしまったときは後でだいたい後悔するし、それによって自分に怒りも湧いてくる。
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読書レビュー:『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』(横山信弘)

各言葉の事例を読んでいて「自分の会社でもよくある」というのが複数あって苦笑してしまった。 モチベーションとPDCAのところに出てくる「問題」の定義、すなわち「あるべき姿」と「現状」のギャップは、聞けばあたりまえに思えるのだが、意外と忘れがちである。 「あるべき姿」を決めずに問題が設定されてプロジェクトが進むと、指標がないからどういったゴールを目指すべきかもわからなくなり、プロジェクトが遅々として進まないのは全くその通りだと思った。 システムの要件定義などはこの辺を割とちゃんと実施している印象がある。自分も普段のプロジェクトにも活かしていかねば・・・。
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生存戦略としての読書好き

本を読むことが習慣化したのは高校生の頃からだったように思う。 それまでは全く本を読むことはなく、携帯電話をいじったり、漫画を読んだり、テレビゲームに没頭していた。 そんな自分が何故、本を読むようになったのか。 いま振り返ると一種の「逃げ」だったように思う。
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読書レビュー:『無理ゲー社会』(橘玲)

経済的に成功している人々が「こんなに世の中が良くなっているのに、昔に戻りたいと言う人がいるのが信じられない」といった発言をしていることがある。 これは知能が高く、経済的に成功しており、それに伴って性愛的にも成功しているからこそできるコメントだと納得がいった。 「昔に戻りたい」という人は総じて現状うまくいっていないからそう言うのであって、昔に戻れば経済格差はそこまで広がっておらず、性愛についてもお見合いなどの男性側からみる「分配機能」で女性を「獲得」できたのだから。 本書のなかでは秋葉原通り魔事件のことが記載されている。先日も小田急無差別刺傷事件が起きたが、その犯人も「勝ち組の典型」などと発言していた。
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読書レビュー:『スタンフォードの権力のレッスン』(デボラ・グルーンフェルド)

『「権力」を握る人の法則』がまさしく権力を握るために必要なことを記載してるのに対して、本書は少し趣向が異なる。 内容の冒頭にも書いているが、この本は「自分自身との戦いに勝つ方法を説き」、「人間としての成熟を優先して権力を獲得する方法を論じ」ている。 権力というとまさしく自分自身のために使うもの、という固定観念があるが、この本ではあくまで権力は「他者や組織に資するように使うもの」としている。 この考え方自体が新鮮であり、今までの権力論では触れられてこなかったように思う。(権力の座から振り落とされないようにするための手段として他者や組織を使うことが説かれていたことはあるかもしれないが) また権力を持った者が、目的に応じて自分を強く見せたり、弱く見せたりする(演技する)という発送も想像したこともなかった。
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2021年7月購入書籍

今月は買った本のなかでは2冊しか読み終わっていない。(もともと積読状態だったものを読んでいることもあり) 既に読書レビューも書いているが、『世界を知る101の言葉』は気軽に読めるし、そのうえ各国の歴史・文化などの特色を知ることができるので面白かった。
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本にはキーワードがある

こうしてレビューを書いていると、どの本にも「キーワード」があることに気がつく。 これは当たり前の話かもしれないが、改めてこの本の言いたいことや、最も訴えたいコンセプトや内容はなんだろう?と考えると、どの本もそういったワードがあることを認識する。 どの本にもキーワードがあるとすると、そのキーワードを抑えておけば内容の理解が大きくずれることはない、ということになる。
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読書レビュー:『世界を知る101の言葉』(マンディープ・ライ)

「国際標準の教養がザックリと身につく」という見出しに惹かれて購入した。 各国の紹介がそれぞれ3〜4ページでまとまっているおり、細切れの時間に読むのにもちょうど良いと思えたのも買うきっかけになった。
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読書レビュー:『スピリチュアルズ』(橘玲)

相変わらず様々な実験結果や論文の情報をもとにして論を展開している。 特に脳科学系の実験が多く、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質やオキシトシンのようなホルモンなど、基本的な特徴や作用などは頭に入れておかないといけない。 それにしても、基本的にパーソナリティは変えられないので、持ったもので勝負していくしかないという残酷な現実が突きつけられる。生まれながらにしてだいたいの運命は決まっているというのも悲しいような。
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