アポリア

読書

生存戦略としての読書好き

本を読むことが習慣化したのは高校生の頃からだったように思う。 それまでは全く本を読むことはなく、携帯電話をいじったり、漫画を読んだり、テレビゲームに没頭していた。 そんな自分が何故、本を読むようになったのか。 いま振り返ると一種の「逃げ」だったように思う。
読書

読書レビュー:『無理ゲー社会』(橘玲)

経済的に成功している人々が「こんなに世の中が良くなっているのに、昔に戻りたいと言う人がいるのが信じられない」といった発言をしていることがある。 これは知能が高く、経済的に成功しており、それに伴って性愛的にも成功しているからこそできるコメントだと納得がいった。 「昔に戻りたい」という人は総じて現状うまくいっていないからそう言うのであって、昔に戻れば経済格差はそこまで広がっておらず、性愛についてもお見合いなどの男性側からみる「分配機能」で女性を「獲得」できたのだから。 本書のなかでは秋葉原通り魔事件のことが記載されている。先日も小田急無差別刺傷事件が起きたが、その犯人も「勝ち組の典型」などと発言していた。
読書

読書レビュー:『スタンフォードの権力のレッスン』(デボラ・グルーンフェルド)

『「権力」を握る人の法則』がまさしく権力を握るために必要なことを記載してるのに対して、本書は少し趣向が異なる。 内容の冒頭にも書いているが、この本は「自分自身との戦いに勝つ方法を説き」、「人間としての成熟を優先して権力を獲得する方法を論じ」ている。 権力というとまさしく自分自身のために使うもの、という固定観念があるが、この本ではあくまで権力は「他者や組織に資するように使うもの」としている。 この考え方自体が新鮮であり、今までの権力論では触れられてこなかったように思う。(権力の座から振り落とされないようにするための手段として他者や組織を使うことが説かれていたことはあるかもしれないが) また権力を持った者が、目的に応じて自分を強く見せたり、弱く見せたりする(演技する)という発送も想像したこともなかった。
テスト・検定試験

8月1週目(8/2-8/8)の学習成果

『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』、『スタンフォードの権力のレッスン』、『仕事と人生に効く 教養としての映画』を読み終わった。 相変わらず読書は進んでいるが、簿記とTOEICへの時間資源の配分をもっと意識しなければ。
日々の生活

お金の使い方を観察すると

You are what you buy. 正式な訳し方はよくわからないが、「自分とは、買ったものでできている」といったところか。 「自分=買ったもの」というイコール関係で言い換えてもいいかもしれない。 「その人がどんな人かを知りたければ本棚を見ろ」というような話もあるが、本も買うものであるから、「その人がどんな人かを知りたければ買ったものを見ろ」の方がより普遍的な気がする。 確かに言われてみれば、お金をどうやって使っているかによって、その人となりをかなり掴むことができる。
仕事

考えることと決定のはざまにあるものは

ちゃんと考えてから決定しろ。 大人になってからというわけでもなく、子どもの頃から考えてから決めるように言われてきたように思う。 後から振り返ってみると、確かに考えが足りないと感じるときも多い。 ただ、実際に決定したり、行動したりする直前の段階では十分に考えている「つもり」になっている。 「つもり」と書いたが、この「つもり」も結局は後から考えた時に「考えていた『つもり』だった」と思うわけであって、その瞬間瞬間は考えている「つもり」になっているつもりはない。
読書

2021年7月購入書籍

今月は買った本のなかでは2冊しか読み終わっていない。(もともと積読状態だったものを読んでいることもあり) 既に読書レビューも書いているが、『世界を知る101の言葉』は気軽に読めるし、そのうえ各国の歴史・文化などの特色を知ることができるので面白かった。
仕事

どのノート・メモ帳を使いますか?

どんなにリベラル思想を語っていても自身の振る舞いは違う 勉強するときに必要になってくるのがノート。 学生の頃は定番のコクヨのノートを特に気にせず使っていたけれど、社会人になってからはどのノートを使えばいいのか未だにしっくりきていない。。。 コクヨの定番のB5サイズのノートを使ったり、ライフノートのA5サイズを使ったり、モレスキンのB5サイズや手帳サイズのノートを使ったり、ロディアのメモ帳を使ったり・・・。 色々と試してきたものの、未だに確定していない。 一体どのノートを使うのがいいのか。
テスト・検定試験

7月の学習成果(今月の学習成果)

ようやく7月が終わった。あっという間に過ぎ去ってしまった。 こうやって振り返ると本当に勉強していないことに愕然としてしまう・・・。 スモールステップで小さいところから習慣化していかねば。当たり前のように勉強を日常に組み込まないと。
読書

本にはキーワードがある

こうしてレビューを書いていると、どの本にも「キーワード」があることに気がつく。 これは当たり前の話かもしれないが、改めてこの本の言いたいことや、最も訴えたいコンセプトや内容はなんだろう?と考えると、どの本もそういったワードがあることを認識する。 どの本にもキーワードがあるとすると、そのキーワードを抑えておけば内容の理解が大きくずれることはない、ということになる。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました