アポリア

読書

読書レビュー:『賢い人がなぜ決断を誤るのか? 』(オリヴィエ・シボニー)

最近は心理学、特に認知バイアスに関する書籍が多く書店にも並んでいる印象がある。 この本もその流れに沿ったものだと思うが、内容としてはとても面白く感じた。 特に前半の第1部に記載されている9つのトラップについては、どういった認知バイアスがあるのかを具体的な事例を混じえながらわかりやすく書いている。 この本は翻訳本である。たまに翻訳本はとても読むづらく感じたりすることがある。 内容によるものか、翻訳の質か、はたまた本の紙面構成や体裁によるものなのかわからないが・・・。 その点、この本は非常に読みやすく、ぐいぐい読み進めることができた。 「知性では確証バイアスを防げない」とあるとおり、結局どれだけ認知バイアスについて詳しくなったとしても、その影響から完全に抜け出して思考したり、行動したりすることはできない。 そしてそういった認知バイアスへの対策としても個人では限界があるので、組織・チームとして対策を講じる、というのがこの本のスタンスとなっている。 自分が役職に就いていたり、起業して社長だったりしたら、こういった具体的な対策も実行できるかもしれないが、現状平社員である自分では組織的な協働やプロセスの改善を実行していくには限界がある、と読んでいて感じたのが正直なところ。 ただ、上述のとおり前半部分は個人としても参考になるし、後半についてもどういう組織であれば良い意思決定をできるかについて考察されていて、いずれは参考になる可能性も高いので、読んでいて損はないと思う。 何より読みやすいく感じたのは再度強調したいところ。 自分はもう一度読んで認知バイアスのトラップを復習したい。
テスト・検定試験

10月3週目(10/18-10/24)の学習計画

最近、一気に寒さが増した。 季節の変わり目、特に冬への移行時は自分は風邪をよく引く。 仕事でも出張やら研修やらで忙しくなるし、簿記試験・TOEICもあって勉強も必要なので、体調管理だけは気を付けたい。 とりあえず睡眠不足には注意しよう。
TOEIC L&R Test

結果速報:第279回TOEIC L&R TEST(2021年10月3日)

前書き 2021年10月3日に受験した第279回TOEIC L&R TESTの結果がウェブ上で確認できるようになっていた。 前回受けた第277回の結果は945点(リスニング: 450点、リーディング: 49...
テスト・検定試験

10月2週目(10/11-10/17)の学習成果

簿記2級の試験を申し込んだ。 テストまでの時間は限られているし、ここまでの軌跡は前回の3級の失敗と同じものを描いている。 残り30日強でどこまで勉強できるか。毎度のことながら自分の計画立案の甘さに呆れてしまう。。。
テスト・検定試験

第159回日商簿記検定試験2級に申し込んだ

第159回日商簿記検定試験に申し込んだ。 本当は3級も併願して受験しようとしていたのだが、既に3級は定員に達したらしく申込みすることができなかった・・・。 そもそも申込みの開始日を前回受験したときに確認してカレンダーに入れいていたのだが、その日程が間違っていたのだろうか。それとも申込スケジュールに変更があったのだろうか。 もう少し早めにかつこまめに商工会議所のホームページをチェックしておくべきだったと反省。 とりあえずは2級合格できれば問題ないのだが、その2級合格が怪しいので、安心材料として3級も受験したかったのが正直なところ。 申込みできないのはもはや仕方ないので、2級に合格できるように勉強するのみ。 残り1ヶ月しかないが、この1ヶ月は出張やら研修やらで結構忙しくなりそう・・・。 どれだけ時間を取れるか。もう簿記だけ勉強するようにしないとヤバそうな雰囲気。。。 追い込まれてきている。自業自得だけど。
読書

読書レビュー:『ビジョナリーカンパニーZERO』(ジム・コリンズ/ビル・ラジアー)

基本的には起業・企業を成功させるために重要なことが記載されているので、凡庸な平社員である自分にとっては目線がかなり高くあるように感じたのは否めない。 ただし、成功する組織の特徴や、リーダーシップのあり方についても、成功した偉大な企業を事例にして述べられているので、そういった点は自分にも有益だった。 企業を導くうえで重要な要素は、結局個人の人生においても重要なことが多い。 例えば自分個人としてのコアバリューを持ち、そこから人生のパーパスを定め、それを基にBHAG・ミッション、戦略、戦術を設定していくことは、自分の人生を「成功」させるためには不可欠なプロセスだと思う。 そのなかでも個人的には最後の9章(卓越した戦術の遂行)の重要性が気になった。 似たようなところでは、これは以前に読んだ『「仕事ができる」とはどういうことか?』でも実行の順番といった実際に手を動かす作業の重要性に触れられていた。 結局どれだけ明確なコアバリュー、パーパス等があっても、それを実行できなければ何も生み出されない。 その意味でも遂行力の重要性については改めて考えさせられた。もっとも自分が仕事ではまだ下っ端で実行・遂行する力が重要なポジションにいるから気になっただけかもしれないが。。。
読書

2021年9月購入書籍

簿記の勉強を進めないといけないので、読書時間を削って対応することが必要になってきそう。 そうはいっても読みたい本が出てきてしまうのが悩みどころだが。 こういう逃避行動は、学生時代の定期試験が近づくと無性に小説などの別の本を読みたくなる衝動でもあったし、今回もそれと類似する。 もういい大人なので、そういった稚拙な行動は避けなければならないのだが・・・。 読書時間と簿記勉強の兼合いをどうつけるか。。。本屋に行くのを控えるのは必要かもしれない。
TOEIC L&R Test

アビリティーズメジャード(アビメ)第277回TOEIC L&R TEST

毎度のことながら、前回(第274回)と比較することで今回(第277回)どこが前回よりもできるようになったか、もしくはできなくなったかを把握することができる。 今回はリーディングで奇跡が起き、そのためトータルスコアが良くなったが、もしリーディングがいつもどおりの470点とかならトータルで920点なので、まだまだ950点の壁は高そう。 リスニングのスコアを如何に高得点で安定させるかが、950点突破のための自分の課題であることは明白。 パート2の対策を中心にして、引き続きリスニングのトレーニングを積まなければならない・・・。
テスト・検定試験

受験感想:リーディングスキルテスト(RST)(2021年10月9日)

やはりRSTを受けると自分の読みに対して意識的になる。 普段いい加減に単語拾って読んでいることへの戒めにもなるので、定期的にテストを受けるのは有益なように感じる。 まだ合計2回しか受けていないので自分の実力が反映されているかどうかわからないこともあるし、今後も引き続き受験していきたい。確か新井紀子氏はあまり頻繁に受験する必要ないと書いていたようにも思うが・・・。 次回は2月。
テスト・検定試験

10月2週目(10/11-10/17)の学習計画

簿記の試験もなんだかんだで後1ヶ月後。。。 非常にまずい状況だが、憂いていても変わらない。ここからどう挽回するかを考えていくしかない。 試験に受かることから逆算することが必要かもしれない。この辺りも戦略的に考えていかないと。
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