仕事をしているとミスをすることがある。
そのときのミスの種類や程度にもよるのだが、だいたいミスしたなーと思っていると、その後も続けざまにミスをすることになる。
先日も午前中にミスをしたあとに、午後にも続けざまにミスをしてしまった。
しかも同じ上司に対してのミスであったので、2回目のミスのあとは久しぶりに後悔というかへこんだ。
当然ながら2つのミスに因果関係はないので、各事象は独立して起きている。
ただ当事者であるわたしの精神的状態が、ミスを誘引した可能性はある。
新卒1年目などは、ミスをしたらそれこそ大きく落ち込んで、その後もメンタル的に安定しない状態になることがよくあった。
そのときは今よりももっとひどいミスをしていたし、ミスの数自体も格段に多かった。
そして上司にミスで怒られれば、不貞腐れていた。。。
今思えば当時はどうしようもないやつだと思うが、その頃に比べれば今は多少マシになったかもしれない。
ミスをしたときも「ミスをしたな。この後もミスを引き起こしがちだから気をつけよう」とメタ認知的に自分をモニタリングすることも比較的できるようになった。
そのおかげで以前よりはミスが少なくなったとは思っている。もちろん差し迫った状況に置かれたりするとメタ認知が働かずに以前のようにミスを連発することもあるが・・・。
ただ、先日はそのメタ認知をしていたうえで2回目のミスをしてしまったせいか、2回目にミスをしたあとのストレス、後悔がすごかった。
なぜミスをしてしまったかを反省するのはいいのだが、それを何度も反芻してしまい、ふと気が付くとそのことばかり考えてしまっていた。
それではダメだと、デスクから離れて少し歩いてみたり、深呼吸してみたりしたが、あまりうまく治まらなかった。
こうなるとどうしようもないので、仕事も単純な事務作業やメールの返信だけにして切り上げた。
結局、意識的に解決しようとしても無駄なときは時間の経過を待つしかないのかもしれない。
ミスへの耐性というか、その後のリカバリー力を上げたい。これは最近聞くようになったレジリエンスに近いのだろうか。
兎にも角にもミスをしなければいいだけの話だけど。
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