第296回TOEIC L&R TESTの結果は920点(リスニング: 450点、リーディング: 470点)であった。
スコアシートが返却されたので、今回もスコアシートのアビリティメジャード(アビメ)を詳しく見てみよう。
アビリティメジャード(アビメ)とは
TOEICを受けるとスコアシートにアビリティメジャード(アビメ)というものも掲載されている。このアビメはパートごとの正答率を表しているわけではない。
パット見ただけだと何ができているのかよくわからないが、それぞれのアビメの項目がTOEICのどのパートに対応するかが一応決まっているようだ。
リスニング、リーディングのそれぞれの該当パートは以下のようになるらしい。
リスニング
No. | 該当パート | 内容 |
1. | パート1、パート2 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報 をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる |
2. | パート3、パート4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報 をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる |
3. | パート1、パート2 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる |
4. | パート3、パート4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる |
5. | パート2、パート3、 パート4 | フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる |
ざっくりとしたイメージでは
・短い会話関連→パート1、パート2
・長い会話関連→パート3、パート4
となる。
リーディング
No. | 該当パート | 内容 |
1. | パート7 | 文書の中の情報をもとに推測できる |
2. | パート7 | 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる |
3. | パート6、パート7 | ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けること ができる |
4. | パート5、パート6、 パート7 | 語彙が理解できる |
5. | パート5、パート6 | 文法が理解できる |
リーディングに関しては、
・語彙・文法関連→パート5、パート6
・読解関連→パート7
となる。
第296回のアビメ
それではわたしの第296回のアビメを見ていこう。
リスニング
まずはリスニングから。
No. | パーセンテージ | 該当パート |
1. | 80% | パート1、パート2 |
2. | 83% | パート3、パート4 |
3. | 94% | パート1、パート2 |
4. | 90% | パート3、パート4 |
5. | 69% | パート2、パート3、パート4 |
前回(第294回)と比べると以下のとおりになる。
No. | 第294回 | 第296回 | 増減 | 該当パート |
1. | 88% | 80% | 8% ↓ | パート1、パート2 |
2. | 81% | 83% | 2% ↑ | パート3、パート4 |
3. | 80% | 94% | 14% ↑ | パート1、パート2 |
4. | 92% | 90% | 2% ↓ | パート3、パート4 |
5. | 87% | 69% | 18% ↓ | パート2、パート3、パート4 |
前回(第294回)と比べてNo.1、No.4、No.5の項目でダウンした。特にNo.5は18%減となっていてかなり酷い。
こうやってアビメを見てみると、No.1とNo.2が8割くらいなのに対して、No.3とNo.4が9割くらい取れていることになる。
全体的な基本情報を聞くのが苦手だが、細かいところは割と聞けているということか。
このあたりは先読みして問題にどう準備するかという試験慣れの部分も大きいように思う。純粋な聞く能力の低さを試験対応という能力でカバーしているイメージだろうか。
リーディング
続いてリーディング。
No. | パーセンテージ | 該当パート |
1. | 96% | パート7 |
2. | 88% | パート7 |
3. | 97% | パート6、パート7 |
4. | 92% | パート5、パート6、パート7 |
5. | 100% | パート5、パート6 |
前回(第294回)と比べると以下のとおりになる。
No. | 第294回 | 第296回 | 増減 | 該当パート |
1. | 96% | 96% | 0% → | パート7 |
2. | 94% | 88% | 6% ↓ | パート7 |
3. | 94% | 97% | 3% ↑ | パート6、パート7 |
4. | 100% | 92% | 8% ↓ | パート5、パート6、パート7 |
5. | 95% | 100% | 5% ↑ | パート5、パート6 |
No.2とNo.4が下がってしまった一方で、No3とNo.5は上がった。
今回は文法のところでミスがなかったのは良かったが、語彙問題で結構落としてしまった。
またNo.2の具体的な情報の読み取りの部分は、書いてある情報を引っ張るだけなのでなるべくノーミスでいきたいところだが、今回は9割を下回ってしまった。
リーディングにおいては語彙・文法問題であるNo.4とNo.5はもちろん、No.2でも取りこぼしを少なくしなければ470点以上を安定して狙えなくなってくる。
No.3の照らし合わせも割と取りやすいといえば取りやすいが、意外と難しいときもある。
またNo.1の推測はそもそも際どいラインの推測もあるので、そこは多少落とすことを想定しなければいけない。
ひとまず今回もリーディングで470点を越えたので、出来としては悪くはない。
この点数で安定するように努めなければ。
まとめ
リスニングのアビメを見るたびに情けない気持ちになるが、これが自分の実力。
950点突破に向けてリスニングの実力向上が課題であることはこの1年以上ずっとわかっていること。あとは如何にして勉強してその苦手を克服する仕組みを作ることができるかどうか。
リーディングについても日々英文に触れながら色々な表現に接するようにして知識を増やしていきたい。
リスニングの勉強をどうするか・・・。
コメント