受験速報:第159回簿記検定試験2級(2021年11月21日)

テスト・検定試験

簿記受験理由

第159回簿記検定試験の2級を受けてきた。

わたしは2021年の目標として簿記検定試験の3級・2級を取得することを掲げている。

簿記検定試験を受験したいと思った理由については、

  1. 簿記知識が有用という言説に影響されたため
  2. 仕事の知識としても将来的に必要になる可能性が高まったため

の2点が挙げられる。

特に今年になってから仕事上で簿記知識が求められるようになる可能性が高くなったのが大きい。現時点ではすぐに簿記知識が必要というわけではないのだが、後々ほぼ確実に要求されるようになると見込まれる。

そうであれば早めに勉強しようと思ったのが、主に簿記検定試験を受験しようと思った理由である。

所感

簿記検定試験の2級の出題範囲は以下のとおりとなっている。

出題形式問題数配点
第1問仕分け問題5題20点
第2問各種計算問題20点
第3問決算型の総合問題35点
第4問工業簿記の問題2題28点
第5問工業簿記の問題12点

以下、大問ごとの感想。

わたしは第1問→第5問→第4問→第3問→第2問、という順番で解いた。

第1問(仕分け問題)

とりあえず全部埋めることができたが、知識が曖昧なため「これで合っているのか」という自問自答に多く時間を費やしてしまった。

初っ端のクレジット売掛金の手数料と消費税の処理に混乱してしまっただが、それが全ての始まりだった。

またわざわざ丁寧に仕訳の下書きをしてしまったので、余計な時間を浪費してしまった・・・。

5問中3問は合っていてほしいところだが、果たして。

うろ覚えの知識ではさっと解くことは難しい。

第2問(各種計算問題)

固定資産関連の総勘定元帳を作成するのと、それに付随して発生する未実現利益と取引の修正仕訳?に関する問題だった。

第2問は一番最後に取り掛かった問題で、そもそも時間があまりなく、とりあえず埋められそうなところを埋めて時間切れになってしまった。

減価償却が直接法という指示だったはずなのだが、総勘定元帳に減価償却を記載し終えることができなかった。。。

ここは半分の10点取れていればいいところか。

第3問(決算型の総合問題)

本支店会計の支店側の本店勘定の金額と、本店の期末の損益勘定をまとめる問題。

この問題も第2問と同様にわかりそうなところの数字を埋めてみたが、時間配分を鑑みて売上原価に関する決算事項は完全に無視してしまった・・・。

また、そもそも「本支店会計は出ない」という予想のもと、ほぼ本支店会計の処理を勉強していなかったので、出来は壊滅的なように思う。

未整理事項などがかろうじて合っていれば半分くらい取れているだろうか。

第4問(工業簿記の問題)

第4問は大問のなかでさらに2つの問題に分かれている。

前半は工業簿記の原価計算に係る仕訳を3問答える問題で、後半は工程別総合原価計算を答えさせる問題だった。

総合原価計算については直前までテキストを確認していたので「イケる」と思ったのだが、月末仕掛品を算出する際の計算式がパッと出てこず、ここにも時間を浪費してしまった。。。

結局完答もできなかったし、そもそもの途中計算が合っている自信がない・・・。

ここも取れていて半分くらいだろうか。

第5問(工業簿記の問題)

ハンバーガーショップ?の損益分岐点を算出させる問題。

CVP分析の問題なわけだが、ここもわたしは時間がなかったので勉強していなかった分野・・・。

とりあえず何となくの答えを出して4つの設問中2つの数字は埋めたが、後半の2つは空欄にしてしまった。。。

1問は当たっているとして12点中3点か。

全体を通して

どの問題も自信を持って解答できないので、考える時間が異常に掛かる。それによってどんどん時間を浪費して、結果問題を全て解き切る時間がなくなってしまった。

結局、勉強不足・練習不足しているからこういった余計な時間が掛かってしまっている。

今回も圧倒的な勉強不足のまま挑んだ自分が悪い。

点数予想としては第1問から順番に12点、10点、15点、14点、3点の合計54点くらいか。

いや全体で半分取れていれば御の字かもしれない。

余談

受験会場や時期のせいかもしれないが、6月に受験した3級よりも圧倒的に受験者が少なかった。

2級になるとここまで受験者が減ってしまうのだろうか・・・。

今後の簿記勉強

とりあえず今年の目標である簿記検定試験の3級・2級合格は不可能になったといえる。

紙ベースの試験は、次は2月に試験があるのでそれに向けて勉強を進めるしかない。

もし今回3級を受験していたら合格できたのだろうか・・・。

もっとも今は簿記検定試験もCBT(Computer Based Testing)でも受験できるので、一応2021年中に再度受験することもできるのではあるが・・・。

せっかくなので一度CBT形式での受験を経験してみるのも面白いかもしれない。

簿記検定試験自体の手応えはまったくないが、曲がりなりにもこの1週間勉強したことで、少し簿記の勉強が進んだことも確か。

このペースで勉強して、基礎力を固めていくことが重要かもしれない。

あとはTOEICとの兼ね合いもあるか・・・。

「勉強しないと受からない」という単純な事実をこの歳になって再認識できたのが一番の収穫かもしれない。情けないけれど。

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