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読書レビュー:『聖と俗 対話による宮台真司クロニクル』(宮台真司/近田春夫)

自分自身は割とクズだと思うし、それを今さら変えるのは厳しいだろう。残念ながら。 ただ、それを認識したうえで、なるべくクズではない行為態度を志向する。損得に引っ張られずに、自らの価値観で責任を持ちながら判断する。その機会を増やす。 小さな試行錯誤を繰り返しながら、少しでもクズからの脱却を図るしかない。 生き方の指南書として二度三度と読み直したいと思う。
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読書レビュー:『格差の“格”ってなんですか?無自覚な能力主義と特権性』(勅使川原真衣)

ただし、そう理解できたとしても、自分以外の他人も同じような考えに変化しなければ、自分だけがダメなレッテルを貼られてしまう恐れがあるのも事実。 それゆえにそもそもそういった問題自体を認識したとしても、大勢が変化しないのかもしれない。 この点、自分自身がどう折り合いをつけていくか。自分自身の価値観や人間性、信念を問われている気もする。 「ひとかどの人物」であれば、どちらを選ぶかは自明だ。が、それを容易に選択できないところに自分の未熟さ、ヘタレ具合が表れているように思う。
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読書レビュー:『科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線』(中室牧子)

個人の戦略として、2番手以下の会社で上位にいたほうが良いという解釈もできる。会社の選択だけではなく、所属部署などでもそういった考えは応用できそう。 自分自身の子育てに引きつけてみると、とりあえずは「成長マインドセット」を身に着けさせることが最優先に感じた。 「努力することで自分の能力を向上させることができると信じる」のは人生を通じて応用できるし、これができればある程度は勉強もできるようになる。 「信じる」という部分があるので、究極的には親であっても結局は「他人」である自分には何もできないのだが、そこをなるべくケアしていきたいところ。
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読書レビュー:『会社はあなたを育ててくれない 「機会」と「時間」をつくり出す働きかたのデザイン』(古屋星斗)

だからこそ熱意以外の軸、判断基準のなかでもとりわけ重要な成果にコミットすることが肝要になってくる。 終身雇用を前提とした年功序列型のシステムのなかであれば、自分自身のキャリアを考えずに済んだ。 何も考えないで済んだことで、脳への負荷が回避できたわけだが、もうそういう風に回避はできない可能性が高い。 そのなかでどうやって自分自身は仕事に取り組み、振る舞い、行動につなげるか。 30半ばに差し掛かった自分も逃げずに真剣に考えないといけない。
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読書レビュー:『論理的思考とは何か』(渡邉雅子)

盲目的に1つの論理だけで対処しようとすることは避けねばならない。 目的を明確化し、手段を選ぶ。仕事を含め、あらゆることに共通に当てはまる金言である。 個人的には、日本の感想文教育が、「間主観性」の構築し、それを指針としていくのに役立っているというのも印象的だった。 個人的にはまったくそんな意図があったとは感じられないし、そもそも何を教育されたかの記憶もないが、だからこそその効果は絶大なのかもしれない。 その人がどういった論理で物事を判断するか。そのベースを知るうえでも有益な書籍であると思う。
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読書レビュー:『楠木建の頭の中 戦略と経営についての論考』(楠木建)

プロジェクトを回すのは一事業の経営を追体験できるという意味では、確かに日本の商社はその機会に恵まれているように思うし、だからこそ優秀な経営人材が多数排出されているのだろう。 商社にでもいない限り、なかなかプロジェクト丸々回す経験は得られないと思うが、「事業を回す」という視点を常に持ちながら仕事をすることは有益に感じる。 ある程度俯瞰して自分の仕事を見ること。まずはそこからか。 自分自身もそういった「事業を回す」経験ができそうな場を探し、積極的に関与していく必要がありそうだ。
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読書レビュー:『平等について、いま話したいこと』(トマ・ピケティ/マイケル・サンデル)

しかし、その感覚が特定分野や場面ではなく、日常的に常時そのように感じてしまうというのは確かに「アイデンティティの危機」と呼べるように感じる。 このままそれぞれ属している(属していると思われる)コミュニティは、互いに交流なく、各々独自の生態系を有しながら閉じていくのだろうか。 久しぶりにこういったやや抽象度高めの内容を読んだ気がする。自分の住む世界が大きくどういった方向に向かうのか。その方向性を何となく掴むのにも定期的にこういった書籍に目を通すことは意義がある。
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読書レビュー:『人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』(山口周)

経営戦略を立てるときに主体に全権がないと何もできない。いや、何もできないというよりは、できることが制限されるという方が正しいか。 自由に選択して実行できるという環境が何より重要なはずであり、もしその環境がないのであれば、それを取り戻すところから始めないといけない。 人生の経営戦略を構築する第一歩目は、自分で自分の人生に責任を持ち、何とかしていく、と自分自身と誓約するところから始まるのかもしれない。 人生を人に任せない。自分で責任を持って人生を運営する。自分自身もまずはそこから。
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読書レビュー:『楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記』(楠木建)

こう言うとスピリチュアルな感じもするが、「仕事ができる人」を思い浮かべるとき、「あの人なら何とかしてくれる」という思いを抱いているのは間違いない。 絶対的守護神のような信頼感。だからこそ一朝一夕では身につかないようにも感じる。 しかし、日々少しずつ実績を積み上げる努力をし、徐々に信頼を築き上げていったうえにそういった仕事ができる雰囲気やオーラは身につくのだろうか。 人間的なオーラとか雰囲気は、要素に還元できない気もするが、実績がなければそういったオーラを身にまとうのも難しいことを考えると、部分的には身につく気もする。 これはカリスマ性を後天的に身にまとえるのかという話に帰着しそうなような。 とりあえず自分は日々少しずつ精進し、実績を築き上げることを目指すべきか。 楠木建氏の著作は印象に残る部分が多いので、毎回抜粋が多くなってしまう・・・。
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読書レビュー:『すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法』(楠木建)

一般論としても子どもに品格があるとは言えないように思うが、まさしくそれは「欲望に対して行為が早い」がゆえであり、それが品格の定義と逆だからだろう。 これは自分自身も気をつけねばならないこと。「欲しい」と思ったときに一息置いて、もう一度その必要性を考えてみると、不要であるという結論になることも結構ある。 がつがつしないで、ゆっくりと欲望に向き合う。そんな泰然とした構えで日々過ごすことで、ちょっとは「品格」ある大人に近づけるかもしれない。
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