神田昌典

読書

読書レビュー:『非常識な成功法則』(神田昌典)

本書にあるとおり「本当にこんな簡単なことで変われるのか、と思うだろう。そのように多くの人が疑うので、誰もやらない。その結果、やった人だけが、どんどん成功していくのである」というのが真理なのだろう。 だからこそ、とりあえず一歩足を出してみる。何か変化が起きるように。 何もせずに過ごせば当然のことながら何も変わらない。 自己保存というか現状肯定というか、変化を嫌うのが人間のデフォルトであることを考えれば、そういった変化を厭わずに行動できる人は少数なのだろう。だからこそ成功できる。 自分も斜に構えるタイプでもあるので、それで成功できるのかと疑問に感じてしまいがちだが、そこは素直にまずはやってみる。この姿勢が重要。 変化を怖れない。変化を怖れず行動して何かしら現状から変化を起こす。現状から多少でも変化すれば何かしら現実が変わってくる。 成功するとは現状維持したいという強い力に対する闘いのように思う。
読書

読書レビュー:『成功者の告白』(神田昌典)

仕事で問題を抱えれば家庭にも影響は出るし、家庭で問題が出れば仕事にも影響する。 よく考えれば当たり前のことであるのだが、意外と誰もこの点を指摘しない。 「家庭の話を仕事に持ち込むな」というようなフレーズに代表されるが、仕事と家庭のリンクに触れることはどこかタブーに近い印象がある。 本書は起業家の仕事と家庭の関係を中心に話を展開していくが、このことは起業家でないサラリーマンであっても当てはまるし、参考になる。 自分としても、家庭の問題から目を背けるために、ついつい仕事の世界に逃げてしまいたくなる欲求に駆られることがあるし、実際にそうした振る舞いをしてしまったときもある。 ただ、それでは家庭の問題が解決するわけではないし、その未解決が仕事にも影響してくる可能性は十分にあり得る。 家庭の問題だからと蔑ろにする態度は、回り回って仕事に影響してしまうことを考えれば、家庭にもしっかりと向き合っていくことは必須だろう。 この重要な指摘を小説を通して追体験できるのが本書のすごいところ。 もちろん単純に読み物としても面白い。オススメの1冊。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました