読書レビュー:『新・臆病者のための株入門』(橘玲)
結果的には年始に一括投資しておけばよかったと後悔しているが、これは仕方ない。
自分自身は投資についてあまり詳しくないので、どこかで勉強していかないといけないという思いはあるのだが、それはそれで時間も奪われるので、それが良い選択なのか悩ましいところ。
本書でも述べられているように「稀少な時間資源を投資に使えば、それによって別のこと(仕事、勉強、趣味、家族・友人との交遊など)に割く時間がなくなってしまう」ことを考えると、何も考えずにとりあえず「オルカン」を積み立てしていくのでも良いのかもしれない。
「ほとんどのひとの目的は老後を経済的な不安なく暮らすことだろう」という指摘が重要で、何を目的としているかを忘れてしまいがち。
この目的を忘れると、ただただお金が積み上がっていくのが目的になってしまう可能性があるのは要注意か。