読書

読書レビュー:『人生のサバイバル力』(佐藤優)

また離島という条件下において、島外から生徒を募集したり、町営の塾できめ細かな学習指導を実施するなど、数々の施策を実施している久米島の取り組みについても恥ずかしながら本書で初めて知った。 確かに学習環境がある程度担保されるのであれば、離島で高校生活を送るのは国内でありながら外から日本を眺めることにも繋がるし、地方や離島の環境を肌身で感じる機会にもなるので学習する場としては好ましいのかもしれない。 自分の子どもが中学生や高校生になるときに、離島留学するという選択肢も候補に入れて検討していくのもありか。最終的には子ども自身の希望にもよるが、親がどれだけの選択肢を知っていて「こういう道もあるよ」と提示してあげることは割と重要であると感じる。 親が何も知らないとそれだけ子どもの選択肢も狭まってしまうという事実は自分も身をもって体験している分、なるべく自分の子どもにはそういったことがないように接していきたいところ。 いま中学生や高校生である方は本書の内容がダイレクトに伝わるし、使えるので有益であることに違いはないが、子どもを持つ親御さんにも離島留学という教育機会があることを知ることができる点で有益であると思う。
仕事

嫉妬心をどうコントロールするか(セルフマネジメント)

しかし、こういった話を通じて同時にまた、運が良い人物がいるということも厳然たる事実だと認識する。 これは何も運命論的にすべてが決まっていて、どうせ努力しても無駄という話になってしまいかねないが、そういうことではなく、ただそういう事実を認識しておくことである程度自分の中で整理がつくかもしれない。 自分のできる範囲で準備をし、それでダメならそういう運命だったと受け入れる。 この姿勢を堅持するために運が良い人がいるという事実も知っておく必要がある。 そこから目を背けてすべての物事は予め決定していると考えるのも生産的ではないし、かといって運が良い人を必要以上に羨ましがることもまた非生産的だ。 何かとどちらかの主張・態度を取ったりしたくなりがちだが、結局中庸というか、極端に振れずにバランス良く考えて行動することが肝要になってくるような気がしている。
読書

読書レビュー:『生き抜くためのドストエフスキー入門』(佐藤優)

佐藤優氏が指摘するとおり名前の複雑さや時代背景、宗教背景などがわからないこともあって読んでいて難しく感じてしまい、ついつい遠ざけてしまっていた。 もちろん色々な解説本が世の中には出ているし、ドストエフスキーほど有名な作品であれば、わからない部分については調べれば必ず出てくるであろうから、地道に取り組めばいいのだけれど・・・。 とはいえ調べながら読み進めるのも、時間が掛かり読書としての楽しみを感じられないような気もして少し気が引ける・・・。 そうなるとやはりある程度はキリスト教の知識であったり、時代的な背景を頭に入れ込んだうえで読み進める他ない。 日本文学・世界文学を問わず古典的な文学作品に触れていこうと最近考え始めているのだが、わかっているけれどこれはなかなか「重労働」。 やはりこういった取り組みは時間のある大学生のうちにしっかりと行っておくべきだと、今さらながらに後悔している・・・。 まあ今さら言っても仕方ないので、少しずつ古典作品に取り組んでいきたい。
簿記検定

簿記試験の不合格(3連続不合格中)

不合格の原因は言わずもがなの勉強不足、問題を解く量の不足。 クレアールの講義動画を見て何となく理解したつもりになっても、いざ問題を解こうとするとまったく手も足も出なくなってしまう。典型的なダメ学習者。 本来であれば毎日コツコツと勉強を進めるべきなのだが、如何せん興味がコロコロ変わることもあって、なかなか簿記の勉強に手を付けられずにいる・・・。情けないが。 次回の第161回簿記試験についても残すところ後1ヶ月しかない。 前回勉強していたときから学習期間が空いてしまったことも、だいぶ知識を忘れている可能性が高いが、ここから勉強を重ねていくしかない。 残り1ヶ月という締切効果で勉強を捗らせることができるだろうか・・・。
テスト・検定試験

2022年5月4週目(5/16-5/22)の学習計画

今週は外回りや出張があるため、学習時間が取れるか怪しいところ。 移動時間も簿記のテキストを読んだりして学習に充てるようにしなければならない。 どれだけ問題に当たることができるかが結構重要な気がしているので、問題を解くことをメインにして学習を進めていきたい。
テスト・検定試験

2022年5月3週目(5/9-5/15)の学習成果

簿記の学習に時間を割くようにすることで、英語や読書がおろそかになってしまう。 これはこれで仕方のないことだが、1ヶ月おきぐらいで取り組む作業にばらつきが出ている。 先月は読書のみしていたし、先々月は英語の学習のみ行っていた。 集中学習のほうが効率は良さそうだが、他分野を忘却しやすくなるのでもう少し他分野も取り組むようにフレキシブルにしてほうがいいのかもしれない。 そこまで器用ではないけれど・・・。
TOEIC S&W Tests

受験速報:TOEIC S&W Tests(2022年5月15日)

TOEIC S&W Testsについては2ヶ月に1度くらいのペースでの受験にしている。 そうなると次回は7月。 来月の簿記試験が終わったらTOEIC S&W Testsの対策もしていきたいところ。話す練習しないと話せるようにはならないという当たり前のことを頭に叩き込まないと。
TOEIC S&W Tests

明日、TOEIC S&W Tests(2022年5月15日)

2022年の目標として掲げているTOEIC S&W Testsのスピーキングでのスコア160点取得に向けて、前回がスコア150点だったので残り10点。 TOEIC L&R Testについても目標スコア950点に対して自己ベストは940点となっており、残り10点。 いずれの試験でも残り10点まで来ているのだが、ここから先が難しい。TOEIC S&W Testsについてはそこまで受験回数が多くないので、まだわからないけど。 あまりTOEIC S&W Testsの対策をガッツリするわけでもなく、できる範囲で勉強を進めながらスコアが向上するのが理想ではあるが、そんなにうまくはいかないか・・・。 現状のできる範囲で全力を尽くし、徐々に英語のアウトプット力を高めていきたい。
読書

読書レビュー:『<知>の取扱説明書』(仲正昌樹)

内容としては大学生、とりわけ1−2年生に向けた内容の本のように感じるが、実体としては結構な割合の大学生が本書に書かれていることを実践できていないように思う。 個人的に修士課程の学生の実体はわからないのだが、この本に書かれている限り、院生もそこまで高尚な感じで学習し振る舞っているようではないかもしれないというのは意外だった。もちろん個人差があるのだろうけど。 最近は歴史や哲学、政治学などなど学問然とした内容の本を読みたい欲に駆られており、今の自分にピッタリの内容だったように思う。 大学生のときの自分は何冊か古典的な作品、プラトンの『国家』やアリストテレス『ニコマコス倫理学』、マキャベリの『君主論』などを読んだこともあるが、そこまで古典と言われる作品群に取り組むことがなかった。 どちらかというと新書や単行本などで学説の概要を知っては悦に入るようなタイプだった。今思えばそういった学説の概要すら何も学べていなかったのだが・・・。 昔から言われているように(少なくとも私には沿う感じている)、やはり身体的に知識を覚え込んでいく姿勢が重要というのはその通りに感じる。 また書籍のあらすじをある程度言えるようになるというのもやはり、といった印象。 いずれも自分ができていない点という意味では反省しかないのだが。。。 本来であれば大学生に戻ってやり直したいところであるが、そんなことは到底不可能なので、少しずつ知を深められるように勉強を進めていくしかない。 結局、近道や簡単な方法などはなく、王道と言われる方法で学習を進めるしかなく、疑問に思ったことがあったら徹底的に納得いくまで調べるという姿勢こそ身につけるべきものなのだろう。 大学生には是非本書を読んでもらって、大学生活を無題にしないように学問に取り組んで欲しい。もちろん大学生でなくても人文系の学問に興味があり、学びたいという意欲のある人にとっても学習の良い導き書となるはず。
テスト・検定試験

2022年5月3週目(5/9-5/15)の学習計画

毎度のことながら前回の試験からまったく勉強せずにここまで来てしまった・・・。 この惰性はたぶん一生なおることがなさそうなので、とりあえず出来るところから始めようと思う。 ということでまずは残り1ヶ月は簿記の勉強にフルコミットしたい。 問題集を解くことを意識せねば。また過去問からの逆算で問題が解ける点をなるべく重視して勉強を進めていきたい。
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