読書

読書レビュー:『漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022』(池上彰/佐藤優)

3部作となっていた本書のシリーズもこれで最終巻。 今回に関していえば段々と現代になってきて知っている人の話も増えてきたこともあり、幾分か読みやすく感じた。 特に終章は現在から未来に向けての左翼の課題などを扱っていることもあり、前提知識がそこまで要求されないので、読む側の負担も少し軽く感じた。 左翼関連の歴史を追うには主要組織の名称と特徴を紐づけて頭に叩き込んでおくことが必要不可欠に思う。 それぞれの組織名称が似通っていたり、そもそも名前がメチャメチャ長かったりと本の字面を追うだけで覚えるのは至難の業だ。 その意味でいうと、やはり同時代を経験していて、組織名称を知っていたり、その特徴を掴んでいる年長者の方のほうが読みやすいのは間違いない。 自分としては左翼全般の知識をざっくりと把握することはできたが、個々の事例や組織の関係性をそらで言うことはできないレベルといったところ。 もう一度3冊を知識を整理しながら読んでいけば、もう少し理解度が深まるように思う。 こういう本を読むと、まだまだ勉強・知識が圧倒的に不足していると愕然とするが、少しずつキャッチアップしていくしかない。
読書

読書レビュー:『世界の〝巨匠〟の失敗に学べ!-組織で生き延びる45の秘策』(池上彰/佐藤優)

今回の書籍は組織で生き延びるというテーマが決まっていることもあり、わたしが一番刺さったのは「人間が群れを作る動物である」ということと、「組織が人の力を引き上げることができる」という2点。 前者については当たり前すぎて普段意識することがないが、すべての喜怒哀楽の出発点は群れを作る動物であるという前提に起因しているように思う。 その意味でいうと、何か起きた時にはこの大前提に返って考えてみることも有用であるように感じる。 また「組織が人の力を引き上げることができる」という点については、組織そのものの光の部分にフォーカスしていることで希望を持てる。 組織というと、もはやその言葉自体にネガティブな印象がくっついてしまっているが、そういうマイナス側面以外にプラスの側面もあるということを頭に入れておくことで、組織に対して別の角度で考えられるはず。 その他にも「上司の言う一般論は一般論でない」「近代的なパッケージが時代にそぐわなくなっていきている」など気付きや学びになることが多くあった。 対談本であることからも読みやすいので、組織に属する方には是非読んでみてください。
簿記検定

簿記検定試験の合格証を取ってきた(第161回簿記検定試験)

簿記2級であって、メチャクチャ難しいわけでもなく、また合格最低点で受かっただけなので何の自慢にもならないけれど、やっぱり合格すると嬉しい。 TOEICについてはスコアは出るけれど、合否判定のドキドキ感はないので、その意味ではやっぱり合否が出る試験の方がテンションが上がる。 これで簿記検定試験も終了か。さすがに1級に手を出すのは費用対効果も悪いし、そもそも一生受かる気もしないので、手出しはせずにおこう。 とりあえず合格できたことで2022年の目標を1つ達成できてよかった。
TOEIC L&R Test

アビリティーズメジャード(アビメ)第296回TOEIC L&R TEST

リスニングのアビメを見るたびに情けない気持ちになるが、これが自分の実力。 950点突破に向けてリスニングの実力向上が課題であることはこの1年以上ずっとわかっていること。あとは如何にして勉強してその苦手を克服する仕組みを作ることができるかどうか。 リーディングについても日々英文に触れながら色々な表現に接するようにして知識を増やしていきたい。 リスニングの勉強をどうするか・・・。
テスト・検定試験

2022年7月5週目(7/25-7/31)の学習計画

なんやかんやとやっているうちに7月も終わろうとしている。 今週も出張があったりするのでバタバタしている。気が付くと時間だけが過ぎてしまい、何もできずに終わってしまう。 「こうやって年を取るのか」と最近は妙に納得してしまう自分がいる。 ちょっとずつでも進歩していかねば。
TOEIC S&W Tests

結果速報: TOEIC S&W Tests(2022年7月10日)

前書き 2022年7月10日に受験したTOEIC S&W Testsの結果がウェブ上で確認できるようになっていた。 前回受けた2022年5月15日の結果は310点(スピーキング:140 点、ライティング: ...
テスト・検定試験

2022年7月4週目(7/18-7/24)の学習成果

TOEIC L&R Testにおけるリスニングのスコアが伸びていないので、根本的にリスニング強化のための学習をしていかねばならないと思っているのだが、実行できていない。 自分はリスニングのどの部分が弱いのか、弱点のあぶり出しから始めなければいけない。 一方で、久しぶりに読書熱も高まりつつある。 やはり本を読んでいる時間は仕事のことなどを忘れられる。没頭できる時間を持てるのは重要なことだと改めて思う。
TOEIC L&R Test

受験速報:第299回TOEIC L&R TEST(2022年7月24日)

リスニング、リーディングともにそこまで楽勝な感じではない。 どちらも大きくスコアが下がる可能性を含んでいるので、スコアを見るのが若干怖い。 それにしても自分の実力が伸びている実感がないな。。。
TOEIC L&R Test

明日、TOEIC(第299回TOEIC L&R TEST)。久々の午後受験。

その意味でいうと自分の現在の実力は920点から930点くらいのレンジにある可能性が高そう。 リスニングが470点から480点は取れてこないと、950点を超えることはかなり難しい。 以前に起きたように奇跡的にリーディングが満点を取れたタイミングにうまくリスニングスコアが乗っかってくれればいいが、案外そうはならないのが面白いところ。 いずれにしてもリーディングと同程度のスコアをリスニングにおいても取得できるようにすることが目標達成のためには必要か。 2022年のTOEIC L&R Testも後半戦に突入。今年の目標である950点の達成のために1回1回で何かしら得ていかなければ。 受験する方々は皆さん、がんばりましょう!
日々の生活

好きなブログがなくなる(自分のストックとして残す仕組みづくり)

ブログ自体の存続については、その運営者の方の自由意思のものとに決定されるので他人がとやかく言うことでもないのだが、いざ記事が読めなくなると寂しい気持ちになる。。。 これは何もブログに限った話ではないが、YouTubeでも突然動画が消されてしまう可能性もあったりするので、コンテンツがいつまでも永続するという前提でいることが間違っているのかもしれない。 自分としては今後ブログを読んでいて参考になると思ったら、そのことをメモ書きするなどして、自分のストックとして残すようにしていこうと考えている。 これをリスク管理というかわからないが、参考になると思ったらすぐに自分のメモとして残すような習慣を作っていきたい。
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