面倒という気持ち

仕事

ものぐさな性格であるため、基本的に面倒なことは関与したくないし、極力避けるように生きてきた。

この面倒という気持ちは、人間関係でもそうだし、勉強や仕事といった日常的なタスクでも多々発生する。

「あの人と関わると面倒だから極力コンタクトする回数を減らそう」、「ここを調べるのは面倒だからとりあえず答えみて暗記しよう」「この文章を読むのが面倒だから適当に概略だけつかめばいいや」など、その方向性や位相は異なれど、様々な場面で面倒という感情が常に生じてくる。

自分が何かを成し遂げたいと思ったとき、この面倒という感情をいかにして克服するかが最も重要な気がする。それはおそらく多くの人も同様に面倒と思うからに他ならない。

仕事をするうえでも「この仕事は面倒だ」という気持ちを克服すれば、他の人よりも優位になるはずだ。なぜなら他の人も全く同じように面倒だと思っている可能性が高いからだ。

勉強をするにしても「勉強は面倒だ」という感情を乗り越えれば、志望校や資格試験の合格に近づく。たいていの人がその勉強を面倒だと感じており、大多数が面倒さの前に敗れ去るから。

面倒さの克服が成功への道といっていいかもしれない。

もっとも、この面倒という気持ちがあるからこそ、その回避のために色々な便利なサービスが発明されたり、制度が導入されているのだろうが、それでもまだまだ面倒という気持ちがなくなる気配はない。

キャッシュレス決済やテレワークなども、現金のやり取りという面倒さや、通勤という面倒さの回避のために生まれたといえる。

面倒さの克服が人類の発展に貢献しているという大きな話になるのかもしれないが、さしあたっては自分の個人的な目標達成にとっての面倒さにフォーカスするだけでいい。

逆にいえば面倒だな、と感じたらそれを乗り越えれば自分の目標達成にが近づくということでもある。その面倒という感情を認知できたらすぐに行動に移せば、自ずと成果は出るのかもしれない。

これも言うは易く行うは難しだけれど・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました