家族の時間と自分の時間

日々の生活

独身のみであれば休みの日に自分の時間を確保することは比較的容易にできる。

しかしながら、結婚して子どもができると意外と自分の時間を確保することができなくなる。

我が家は妻も働いているので、妻に全ての家事・育児を任せることはできないし、それは許されないだろう。

そうなってくると必然的に家事・育児に時間を優先的に割くようになってくる。当然そちらを優先するのだから自分の時間は後回しにならざるを得ない。

もちろん妻・子どもと過ごす時間が退屈なわけでも、つまらないわけでも全くない。むしろ楽しい時間を過ごせていると思う。

しかし、将来や自分の能力への不安感が常に付き纏うこともあり、少しでも自己の能力向上のために勉強をしたいという思いもまた強い。そのため少しは自分の時間を確保したいという願望が芽生える。

結局は自分でバランスを取ることでしか解消できないことはわかっているのだが、それがとても難しい。

自分の時間を確保しようとすれば、家族での時間が取れなくなるため、妻や子どもが不満を抱くかもしれない。特に妻のストレスが増加する気がする。

一方で、家族の時間を優先すれば、今の不安感は消えず、ずっと怯えながら過ごしていくことになりかねない。

この不安感を何とも思わなければ、ただ何も勉強せず仕事をするだけでもいいのかもしれない。

わたしも何度かその思いを抱いたのだが、そのとき毎回「こうやって人は勉強しなくなるのかもしれない」という推測が頭に浮かび、結局は勉強しないと駄目だという結論になってしまう。

というわけで、自分一人で過ごす時間における無駄な時間は当然省くにして、自分の家庭の調和を維持しつつ、自分の時間を如何に確保するかということが、今後の人生においての重要な取り組むべきことになってくる。

バランスを取ることの難しさを超えていかなければならない。

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