在宅の終焉

仕事

この1年間ほとんど在宅ワークでの仕事を行ってきた。

週に1回、出社するかどうかで、ほとんどは在宅での仕事となっていた。

それが4月からフル出勤となる。

一度在宅の心地良さを知ってしまうと、1年前に週5日出勤していたことが信じられない。

しかし、来週からはまたその生活に戻る。

今回は、1年間在宅を経験してみてのメリット・デメリットをまとめてみたい。

メリット

通勤時間がなくなる

言わずもがなであるが、これが最大のメリットであると思う。

わたしは通勤時間が片道1時間ほど掛かるので、1日合計で2時間も浮くことになる。

これは非常に大きかった。

朝も余裕を持って準備することが出来るし、仕事後の夕方も子どもと一緒に遊ぶことも出来るし、と良いことだらけだ。

また通勤電車に乗るストレスからも解放されていたので、その点も非常に良かった。

ただ、通勤時に読書や英語の勉強をしていた時間がなくなったのも事実だ。

家で浮いた時間にやれば良いのだが、なかなか家にいるときには読書や勉強の気力が湧かずにいた。

電車で読書したり、勉強したりすることが、思ったよりも集中できていたことにも気付けた。

家事ができる

朝の通勤時間を利用して会社に行っているときは出来ない掃除や洗濯などの家事を行う時間を取れたのも大きい。

結局は通勤時間がなくなった点に集約されてしまうのであるが、朝の時間を家事に当てること出来るようになったことで、帰宅してからの家事をやらなければというストレスからも解放された。

共働きのため、家事全般はわたしが担当することになっているのだが、それを朝のうちに片付けられるのは精神衛生上も有難かった。また洗濯物を畳んだりするのもスキマ時間で出来るのも個人的には嬉しかった。

デメリット

運動不足になる

この1年で顕著に体力がなくなったと思う。

ちょっとした階段の上り降りだけでも、息が切れるようになった。また少し長めに歩いただけで、少し筋肉痛になるようにもなった。

家では座っていることも多いので、身体には良くない1年だったと思う。

筋トレをしようとダンベルを買ってみたりしたが、結局続かなかったのも継続力のなさゆえか。

メリハリがつきにくい

在宅だとやろうと思えばいつでも仕事ができてしまうので、締切効果が薄れ作業効率が少し落ちたように思った。

9:00から17:00まで仕事をして、その後に子どもの食事・お風呂・寝かしつけが終わった後、21:00から24:00まで仕事をするのが常態化するようになってしまった。

仕事のオンとオフ、メリハリをはっきりと付けることが出来なくなったのが原因であると思う。

もう少し自分を律することが出来れば、この辺りは改善可能なのだろうが、わたしは結局うまく出来なかった。

まとめ

デメリットを挙げてはみたものの、トータルとしては在宅のメリットが圧勝である。

この「特権」を手放すのは悲しいが、また本を読む時間が設けられると前向きに捉えて通勤を楽しんでいくしかない。

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