人事異動に関する内輪話感(下世話な話に吸い寄せられる)

仕事

世間一般がどうなっているかわからないが、自分の所属する会社は毎年この時期人事異動の内示が示される。

そしてこの時期の社員同士の会話の多くが人事異動の話になる。

人事異動が発表される前は、誰がどこにいくだの、あの人が昇格するだの、と言った予想や憶測で話が持ちきりになる。

そして人事異動が発表されれば、あの人が昇格した、あのポストがあの人が、といった予想の答え合わせや、降格した人の憶測などで話が持ちきりとなる。

そして当然ながら昇格が決まった人はやる気オーラが全開となり、そのポストを逃した人はどことなく寂しさや悔しさが漂っているように感じられる。

こういった人事異動の話は確かに面白い。

社会人になる前は何が面白いのかさっぱりわからなかったが、いざ組織内に入ってみるとこの人事異動の話に吸い寄せられてしまう。

そういった話をした後、外に出て帰路についていると、「組織外の人には全くどうでもいい話だよな」という思いが湧いてくる。

どんなに会社で高いポジションにいようとも、その組織外の人にとってはただの他人に過ぎない。(業界関係者であれば知っているかもしれないが)

そうやって俯瞰してみると会社人事に一喜一憂することがアホらしく感じてくる。

でもよく考えてみれば、ここまで相対的に見られるようになったのも、会社組織自体の「村」としての機能が働きが低下してきたからかもしれない。

逆に言えば、まだまだ「村」機能があるからこそ、その「村」で生きるうえで重要な人事の話に吸い寄せられてしまうのだろう。

まあでも結局、いくら想定的に見られるようになったとしても、組織に属する限りは、永遠にこの手の話の魅力からは逃れられないような気がするが・・・。

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