第284回TOEIC L&R TESTの結果は910点(リスニング: 465点、リーディング: 445点)であった。
スコアシートが返却されたので、今回もスコアシートのアビリティメジャード(アビメ)を詳しく見てみよう。
アビリティメジャード(アビメ)とは
TOEICを受けるとスコアシートにアビリティメジャード(アビメ)というものも掲載されている。このアビメはパートごとの正答率を表しているわけではない。
パット見ただけだと何ができているのかよくわからないが、それぞれのアビメの項目がTOEICのどのパートに対応するかが一応決まっているようだ。
リスニング、リーディングのそれぞれの該当パートは以下のようになるらしい。
リスニング
No. | 該当パート | 内容 |
1. | パート1、パート2 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報 をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる |
2. | パート3、パート4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報 をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる |
3. | パート1、パート2 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる |
4. | パート3、パート4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる |
5. | パート2、パート3、 パート4 | フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる |
ざっくりとしたイメージでは
・短い会話関連→パート1、パート2
・長い会話関連→パート3、パート4
となる。
リーディング
No. | 該当パート | 内容 |
1. | パート7 | 文書の中の情報をもとに推測できる |
2. | パート7 | 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる |
3. | パート6、パート7 | ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けること ができる |
4. | パート5、パート6、 パート7 | 語彙が理解できる |
5. | パート5、パート6 | 文法が理解できる |
リーディングに関しては、
・語彙・文法関連→パート5、パート6
・読解関連→パート7
となる。
第284回のアビメ
それではわたしの第282回のアビメを見ていこう。
リスニング
まずはリスニングから。
No. | パーセンテージ | 該当パート |
1. | 100% | パート1、パート2 |
2. | 86% | パート3、パート4 |
3. | 94% | パート1、パート2 |
4. | 89% | パート3、パート4 |
5. | 100% | パート2、パート3、パート4 |
前回(第282回)と比べると以下のとおりになる。
No. | 第282回 | 第284回 | 増減 | 該当パート |
1. | 81% | 100% | 19% ↑ | パート1、パート2 |
2. | 87% | 86% | 1% ↓ | パート3、パート4 |
3. | 80% | 94% | 14% ↑ | パート1、パート2 |
4. | 93% | 89% | 4% ↓ | パート3、パート4 |
5. | 80% | 100% | 20% ↑ | パート2、パート3、パート4 |
前回(第282回)と比べてNo.2、No.4は前回が少し下がり、No.1、No.3、No.5が大幅に上がった。
これを見るとパート3・パート4の長めのリスニングの正答率が悪かった感じか。。。
確かに今回はパート1・パート2は思ったよりも簡単に感じたので、それが結果に出た形か。こういうときにパート3・パート4も取れるといいんだけど・・・。そううまくはいかないか。
リーディング
続いてリーディング。
No. | パーセンテージ | 該当パート |
1. | 95% | パート7 |
2. | 84% | パート7 |
3. | 84% | パート6、パート7 |
4. | 96% | パート5、パート6、パート7 |
5. | 90% | パート5、パート6 |
前回(第282回)と比べると以下のとおりになる。
No. | 第282回 | 第284回 | 増減 | 該当パート |
1. | 92% | 96% | 4% ↑ | パート7 |
2. | 100% | 84% | 16% ↓ | パート7 |
3. | 93% | 84% | 9% ↓ | パート6、パート7 |
4. | 88% | 96% | 8% ↑ | パート5、パート6、パート7 |
5. | 95% | 90% | 5% ↓ | パート5、パート6 |
前回よりもNo.1、No.4は上がったが、No.2、No.3、No.5が下がってしまった。特にNo.2が16%ダウンしているのは大きい。
解いた直後はパート7については全体的に易しく思えたのだが、結果を見ると全然取れていない。如何に自分の感覚が信用ならないかを映し出している。
自分が950点を目指すうえでリーディングが470点を下回るのは許されないので、毎回そこを最低ラインとして取りたいのだが、こちらもそんなに甘くはない。
ここ最近はずっとリーディングが下降気味だ。どう対策したらいいか・・・。
まとめ
2021年最後のTOEIC L&R Testだったのだが、結局あまり良い結果にはならず、2022年に課題を残すスコア・アビメとなった。
毎回安定して取れているパートもないし、まだまだスコアが不安定な状況。
特にリーディングについてスコアを470点は切らないように安定させてたい。そうすればリスニングがうまくいったときに950点に到達する可能性がある。
ただ、それはなかなか高いハードルとなりそう。
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