アビリティーズメジャード（アビメ）第274回TOEIC L&R TEST

第274回TOEIC L&R TESTの結果は940点（リスニング： 465点、リーディング： 475点）であった。

スコアシートが返却されたので、今回もスコアシートのアビリティメジャード（アビメ）を詳しく見てみよう。

アビリティメジャード（アビメ）とは

TOEICを受けるとスコアシートにアビリティメジャード（アビメ）というものも掲載されている。このアビメはパートごとの正答率を表しているわけではない。

パット見ただけだと何ができているのかよくわからないが、それぞれのアビメの項目がTOEICのどのパートに対応するかが一応決まっているようだ。

リスニング、リーディングのそれぞれの該当パートは以下のようになるらしい。

No.	該当パート	内容
1.	パート1、パート2	短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
2.	パート3、パート4	長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
3.	パート1、パート2	短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
4.	パート3、パート4	長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
5.	パート2、パート3、パート4	フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる

ざっくりとしたイメージでは

・短い会話関連→パート1、パート2

・長い会話関連→パート3、パート4

となる。

No.	該当パート	内容
1.	パート7	文書の中の情報をもとに推測できる
2.	パート7	文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
3.	パート6、パート7	ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
4.	パート5、パート6、パート7	語彙が理解できる
5.	パート5、パート6	文法が理解できる

リーディングに関しては、

・語彙・文法関連→パート5、パート6

・読解関連→パート7

となる。

それではわたしの第274回のアビメを見ていこう。

まずはリスニングから。

前回（第270回）と比べると以下のとおりになる。

前回（第270回）と比べてNo.3が下がってしまったが、全体としては全ての項目で初めて90％を超えたので嬉しい。

今回（第274回）は手応えとしてパート1とパート2はできた感じがしていたが、それがアビメにも表れている。

相対的にパート3やパート4といった長めのリスニングに関わる部分が若干物足りなさを感じるものの、自分としては上出来といえる。

コンスタントにどの項目も9割を超えるようになればスコアも安定するので、引き続きリスニング力を強化することを念頭に取り組む必要がありそう。

続いてリーディング。

前回（第270回）と比べると以下のとおりになる。

リーディングについては文法のセクションが3回連続で100％を獲得できた。結構嬉しい。

その他にもNo.1とNo.2の項目も100％を達成した。3つの項目で100％はこれまで一度もないので、ただただ驚いた。

語彙のセクションが少し上昇したものの前回に引き続きそこまで良くないのと、No.3が前回より下がってしまったのは残念なところ。

語彙については知識で解けることも多いので、なるべくスコアを100％に近づけたい。

語彙・文法については他の読解要素よりも安定的にスコアを望める箇所なので、なるべく正解したいところ。

全体としてはNo.3が前回くらい取れていれば後5点はスコア上がったかもしれない。。。

今回はリーディング全体で約97％を取れたが、おそらく運の要素も大きいだろう。とりあえずコンスタントに全体で95％を取れるようになるのが理想。

自分としてはリーディングのスコアの方が安定して取れるような気がするので、リーディングを固めてスコアが崩れないようにしたい。

毎度のことながら、前回（第270回）と比較することで今回（第274回）どこが前回よりもできるようになったか、もしくはできなくなったかを把握することができる。

今回のリスニング・リーディングともにかなり出来が良かったので、一見そこまで反省点はないように思える。

しかし、やはりアビメを見てみると、リスニングでは長めの会話が、リーディングでは語彙がネックとなっているのがわかる。

アビメのちょっとした分析から次回の受験に向けての準備もできるので、アビメを見ていない人はざっとでも確認して自分の傾向を掴んで欲しい。できれば自分の過去のアビメと比較できると、より自分の長所・短所がわかると思う。