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読書レビュー:『論理的思考とは何か』(渡邉雅子)
盲目的に1つの論理だけで対処しようとすることは避けねばならない。
目的を明確化し、手段を選ぶ。仕事を含め、あらゆることに共通に当てはまる金言である。
個人的には、日本の感想文教育が、「間主観性」の構築し、それを指針としていくのに役立っているというのも印象的だった。
個人的にはまったくそんな意図があったとは感じられないし、そもそも何を教育されたかの記憶もないが、だからこそその効果は絶大なのかもしれない。
その人がどういった論理で物事を判断するか。そのベースを知るうえでも有益な書籍であると思う。