読書レビュー:『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある』(森行生)
この本を読んだ後と前とでは世界が違って見えるというと言い過ぎか・・・。
しかしながら、映画や小説などの芸術作品の評価としても「それを見た後では見る前の価値観で世界を見られなくなる」というのが1つの評価軸になっているという話も聞くので、その意味で言えば本書もそれに該当するかもしれない。
ページ数も多くて読むのが大変そうに思えるし、そのうえ値段も3,000円と高いけれど、読んで損したとは思えない内容なので、ぜひオススメしたい。
それにしてもやはり土井英司氏の選球眼に狂いはない。