読書レビュー:『悩まない人の考え方』(木下勝寿)
これは常に心に銘記しておくべきだし、思考プロセスとしても常にその観点からのチェックが入れられるように仕組み化しておく必要がある。
また「『9回の失敗』とは、厳密には『9種類の失敗パターンの体得』を意味している」という点も印象に残った。
確かに失敗パターンを持っていることは、それを回避すれば成功確率が上がることを意味する。
ただ、このとき「失敗から学んでいて、その失敗をパターンとして認識し、整理できている」ことが前提なのは言うまでもない。
同じ失敗を割と繰り返してしまう自分にとっては、この点にも注意が必要に感じた。
2024年に読んだ書籍の中でも、仕事はもちろん、日々の考え方にも良い影響のある1冊だった。