斎藤兆史

読書

読書レビュー:『英語達人列伝II かくも気高き、日本人の英語』(斎藤兆史)

英語学習に適性もあり、かつ意欲もある人は著者の言うような王道の英語学習に進むのが好ましい。 しかし、そうでない人にとっては、仕事などで仕方なく英語を使わざるを得ない状況下で学習しなければならない場合が多く、そうなると王道の英語学習を薦めるのも難しいように思う。 あくまでコミュニケーションツールとして割り切って英語を使うくらいの感覚で、とりあえず伝わり、聞き取れ、読めればOKとなるのは致し方ないように思う。 それが教育としてどちらのスタンスを取るかによって一元的にどちらかのスタイルになってしまうから議論になるのだろうけど・・・。 ただ結局、個人がどういう判断でどちらの道を歩むのか決めるところだと思うので、あまり教育に拘り過ぎなくてもいいような・・・。 好きな人は勝手に勉強するし、どちらかというと方法論よりも動機付けの方が大事だと思う。 と、ご多分に漏れず自分も英語教育について語ってしまったが・・・、とりあえず自分としては適正がないにしても、本書の達人たちを見習いつつ今後も英語学習を進めていきたい。
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