読書レビュー:『案本』(山本高史)
「相手の気持ちになって考える」という行為の具体的なプロセスを知ることができるという意味でも、本書は非常に参考になる。
当然ながら本書を読んだだけでは経験量が増えるわけでなく、本書に記載の内容を参考にして、自ら経験量を増やすように脳を働かせていくしかない。
ボーッっと何も考えずに生きているだけでは良いアウトプットは出せないわけである・・・言うまでもないだろうけれど。
文章自体も口語調で読みやすいし、具体例もわかりやすい。
これはクリエイティブな活動をしている云々は問わず、誰でも参考になる一冊だと思う。