山口周

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読書レビュー:『人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』(山口周)

経営戦略を立てるときに主体に全権がないと何もできない。いや、何もできないというよりは、できることが制限されるという方が正しいか。 自由に選択して実行できるという環境が何より重要なはずであり、もしその環境がないのであれば、それを取り戻すところから始めないといけない。 人生の経営戦略を構築する第一歩目は、自分で自分の人生に責任を持ち、何とかしていく、と自分自身と誓約するところから始まるのかもしれない。 人生を人に任せない。自分で責任を持って人生を運営する。自分自身もまずはそこから。
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読書レビュー:『クリティカル・ビジネス・パラダイム 社会運動とビジネスの交わるところ』(山口周)

「『リーダーの不足』という問題は『フォロワーの不足』という原因によって生まれている、ということです」という指摘は、リーダー側に視点が向かいがちな「リーダー論」の盲点に思えた。 「当たり前だと思って疑わなかった社会の状況について、批判的な眼差しを向けて考察し」、「そのアジェンダが少数派のものなのかどうか」が重要なクリティカル・ビジネスは、私のような平凡な人間にとってみると、だいぶ遠い存在には思えて、少し高尚な感じがしてしまうのもある。 ただ、そういった取り組みが行われる潮流があることを知ることは重要であるし、その取り組みを導くリーダーの軽重あれどフォロワーになることはできるはず。
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読書レビュー:『ビジョンとともに働くということ』(山口周/中川淳)

自分が読んだなかだと『ビジョナリーカンパニーZERO』がビジョンに関する書籍であり、様々な事例が紹介されていてとても参考になった。 本書は『ビジョナリーカンパニーZERO』のさらに前段階である、そもそもビジョンを持つことがより重要になってきた背景から説明されているので一層腹落ちしやすい。 また日本の文化的な背景などからも説明されていることも読者にとってはよりわかりやすく感じられる。 ビジョンを持つことの意味や有用性について知りたい人には当然オススメできるし、また現代社会における働くことの意義など、少し抽象度の高めの問題意識を持っている人にもヒントになることが多いはず。
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読書レビュー:『思考のコンパス』(山口周)

この本自体の分量がそこまで多くないこともあるが、やはり対談本はすらすらと読み進めることができる。 やはり山口周氏の本はとても面白く、示唆に富む。 今回は対談相手の方も色々なバックグラウンドを持つ人が選ばれており、それぞれ独自の視点や考えが述べられていて様々な角度からの意見を知ることができる。 基本的にはアフターコロナの世界をどうしていくべきか、どう考え、どのように行動し、どう生き抜いていくべきかというのが大きなテーマとなっている。 コロナで世界が大きく変わったというのは皆が思っていることであるし、多くの識者も述べている。 そうしたなかで田舎の話や、贈与の話など、コネ社会など、かつては前近代的だと否定的に考えられていたことが、実は今の社会には有益なのではという視点は、今まさに再度目を向けるべきことであるように感じる。 もっともこういった揺り戻しはどの時代も主張される話でもあるので、そこは割り引いて考えないといけないとは思うが。 個人的には第5章の高橋祥子氏との対談で「体を動かして行動してこそ情熱が生まれる」と述べられていることが強く印象に残った。 行動しないと何も起きないのは当然わかってはいるが、わたしのように消極的な人物はついつい「情熱が欠けているから行動できない」と考えがちなので、この文言は胸に刻まねばならない。 とりあえずやってみないと始まらないので、何でもいいのですぐに行動に移すようにしたい。 少し脇道に逸れてしまったが、どの対談も得るところがあるし、そこまで分量もなく気軽に読めるので是非読むことを薦めたい。
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読書レビュー:『「仕事ができる」とはどういうことか?』(楠木建/山口周)

元々単行本で2019年に発刊されていたときから読みたいと思っていたのだが、機を逸して読めずにいたのだが、つい最近、同じ内容で新書版になったのを機に購入した。 「仕事ができる」という定義の難しいけど、皆なんとなく使ってしまうフレーズの意味を常日頃から考えていたので、その点でも読みたかったところ。
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