三宅香帆

読書

読書レビュー:『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)

家事や育児などにもリソースを回さないといけない状況では、どの分野にどのリソースを割くか、突発的な自体でリソース配分を変えないといけないといったマネジメント問題が出てくる。 これがないだけでどれだけ楽になるか・・・。無い物ねだりではあるが、自分もついつい考えてしまう。 本書はメイントピックが労働史と読書史であるが、この後半語られる「全身全霊をやめよう」という一見読書と関係なさそうな章が一番印象的である。
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