ゆっくりと時間を過ごすことが難しい時代(ファスト社会、インスタント社会)
読書しているときは若干ゆっくりと過ごしている感覚を覚えるが、その読書にしても常に新しい本を絶えず読まねばという強迫観念を抱いている。これは多分に不安感が原因となっている。
こういったことを思ったこともあり、最近はボーッとする時間を意識的に設けるようにしている。
何も考えずに時間が流れているという感覚を味わう。
「その時間があれば何か情報を仕入れられる」という考えが頭に湧いてくるが、それを抑えてボーッとしている。
自分がボーッとすることができているのは「脳科学的にもボーッとすることが有用」といったことを茂木健一郎氏が述べていたのもある。ボーッとすると脳の記憶の整理が進むらしい。
記憶の整理という利点があるに越したことはないが、いずれにしてもボーッとしているときは時間がゆっくりと流れを感じられる。ただの気のせいかもしれないが。
この習慣を少し続けていきたい。