冨山和彦

読書

読書レビュー:『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』(冨山和彦)

この読み書き能力を鍛える作業は、回避しようと思えば意外と回避できてしまうので、意識的に取り組まないといけない。 なるべく長い文章を読み、そしてなるべく多く文章を書いていかないといけない。 本書にも記載があるが、資料といえばPPTで作成することが多いが、PPTのフォーマットは「誤魔化しが利く」ので、なるべくWordベースの文章で書いていかねばならない。 こう考えると、基本的な教育内容ある読み書きというのは大人になってからもずっと影響することを考えると、改めてそこに真剣に取り組むことの重要性も感じるし、自分の子どもに対しても読み書きの能力だけは一定水準でも担保してあげねば、と思ってしまった。 とはいえ子どものことよりも、まずは自分自身。濫読し、どんどん書いていこう。
読書

読書レビュー:『結果を出すリーダーはみな非情である』(冨山和彦)

情報が集まってくるハブにいる人が結局は一番力を持つように組織はなっている。 会社で言えば経営企画だったり、役所でいえば大臣官房だったり、とにかく情報が集約される場所にいる責任者、担当者が1番影響力がある。 組織で影響を持ちたいと思ったらやっぱり情報が集まる場所、ポジションに就くのが重要だと改めて認識した。 情報を持っているというのはそれだけで価値になる、ということなのだろう。 組織内で誰が影響力があるかを知りたければ、情報が1番集まっている人を探せばいいともいえる。 この視点をもって人事異動なども眺めてみると色々とわかることもありそう。 2012年初版の本で、もう10年以上前の書籍であるが、内容は古びていないし得られるものは未だに多いと思う。
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