結構長いこと生きないといけない

日々の生活

人生100年時代といわれてきている。

医療を含めたテクノロジーの進歩によって寿命が伸びたのは素晴らしいことだと思う。

ただ、人生100年生きないといけないと思うと正直「長い」と感じる。

一応いまの社会常識から照らして65歳で定年になったとして、そこから100歳まで35年。

長さだけでいったらほとんど働き始めてから定年までの期間とほとんど変わらないではないか・・・。

当然ながら100歳まで生きる確率は少ないため、35年とはならないだろうが、それでも十分長く感じる。

わたしが小学生の時に「人生年表」(何歳ごろにどんなライフイベントがあったり、何をしたいかを考えて表にするもの)なるものを作成したときは、確か60歳で定年して、63歳で亡くなると設定にしていたと思う。

いま考えると63歳で亡くなってしまうのは早いと思ってしまう反面、意外とそれぐらいで人生を全うできるのであれば、それもいいかもしれないと最近は感じてしまう。

老後の長生きリスクを考慮して老後資金を貯めなければと不安を抱えながら過ごすよりも、63歳くらいで終わりだとわかったうえで人生設計をできた方が幸福度が高い気がする。

それに年を取れば取るほどに病気のリスクも高まるし、身体の自由も効かなくなってくるので、やっぱりある程度の年齢で・・・と考えてしまうのは自分だけだろうか。

もっとも今はまだその年齢が現実的でないからこんなことが言えるだけで、実際にその年齢になったときはおそらくこんなことは考えもしないであろう。

まだ死が遠いからこそ自分で生をコントロールできると考えてしまう。

結局は自分がどうなるかもわからないので、長生きリスクを今から考慮しつつ、人生全体を調整していく他に方法はない。

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