リーディングスキルテストの受験理由
2022年10月8日にリーディングスキルテスト（以下、RST）を受けてきた。
RSTは以下のように説明されている。
「リーディングスキルテスト」では、文章に書かれている意味を正確にとらえ、新しい知識を身につけるために必要な「骨太の読む力」を科学的に測定・診断します。
代々木ゼミナールホームページより
わたしは以前に3度受験したことがあり、そのときの感想・成績については過去に書いている。
毎度のことだが、試験の公平性を保つために具体的な問題の内容をSNS上にアップしないようにという注意が促されているが、そもそも解く問題も多くて、どんな問題であったかをほとんど記憶できていない・・・。
ただルールはルールなのであまり具体的な問題の内容への言及は避け、ざっくりとした感想を備忘録として残してみる。
所感
係り受け解析
係り受け解析は、文の主述を把握できているかいう文構造を確認する問題である。
思ったよりも難しく感じた。
主語と術語の関係を把握しながら読むことを意識したものの、解答に自信を持てないものが多かった。
読解力の基礎中の基礎の出来が芳しくないのは由々しき事態と言えるかもしれない。
照応解決
いわゆる指示代名詞が何を指しているかを把握する問題。
代名詞が何を指すかなんて簡単と思いがちだが、普段読んでいるときは代名詞をサラッと流しながら読んでいるため、いざ代名詞が何を指すかを意識すると意外に難しく感じるものもある。
代名詞に代入しながら慎重に読み進めたが、意外と迷う問題もあった。
ただ、係り受け解析よりもスムーズに解けていたようには感じる。
同義文判定
与えられた2つの文が同じ意味かどうか判断できるかを確認する問題。
割とスムーズに解けたように感じたのだが、簡易結果を見ると1番成績が芳しくない。。。
因果関係が逆になっていたり、主語と目的語が入れ替わっていたりと、それなりに気が付きはしたのだが、結果として読めていなかったという結果に・・・。
推論
ある文から導き出せる内容と新しい知識から論理的に判断できるかを問う問題。
ある文Aがあったとき、文Bの内容は正しいか、間違っているか、判断不可能かどうかをジャッジする形式の問題である。
毎度のことながら、この問題では「判断不可能」という選択肢があり、それが悩ましさを増している。
それなりに理由付けしたうえで当然ながら解答を出しているのだが、本当に正解なのかどうか自信が持てず不安になる。
簡易結果を見ると、それなりにできていたようだが。
イメージ同定
文と図の内容が対応しているかの理解を問う問題。
文が表している内容を図にしたときにどれが正解かを選ぶ問題である。
図やグラフなど理系的なトピックが多いので、その点で若干の苦手意識があるのだが、最低限なんとかできたように思う。
図形やグラフの条件は説明文があるものの、慣れていないとうまく言葉をイメージできない。
ここでうまくイメージできないと、正解が絞り出せないように感じる。
具体例同定
辞書や理数的な定義をもとに、それに合致した具体的な事例を選択する問題。
毎度のことだが、整数や虚数の定義が出てきたり平方根の定義が出てきたりするので、理数系に苦手意識のある自分は解きづらさを感じてしまう。
今回も例に漏れず理系的な問題はうまく進まなかった。
具体例同定は簡易結果だと分かれていないが、最終成績では辞書と理数に分かれて結果が示される（はず）。
ほぼ確実に今回も理数の成績が悪いように思う。
簡易成績
受験が終わると簡易成績の画面が表示される。
写真を撮ってはいけなかったので、前回同様に数字を記憶した。
社会人偏差値（全体偏差値と社会人偏差値の2つが算出されている）は以下のとおり。
- 係り受け解析：59
- 照応解決：63
- 同義文判定：53
- 推論：62
- イメージ同定：61
- 具体例同定：57
最終的な成績については3週間後に送付される予定。
ほとんど全ての項目で前回よりも大幅に成績が下がってしまった。
係り受け解析、同義文判定、具体例同定については、かなり出来が良くない。。。
自分の読解力が不足しているといえば、それまでだが、日頃からもう少し文章を丁寧に読む意識づけをしなければと痛感する。
余談
今回は同じクラスで受けた社会人が25人くらい、男女比は7対3か6対4くらいだった。
前回よりもだいぶ受けている人数が多かった印象。年齢的には40-50代くらいの方が1番多いが、20代と見られる人も何人か受験していた。
次回に向けて
今回はかなりショックな結果となってしまった。
日頃どれだけいい加減な読み方になっているかということを突きつけられた。
まずは丁寧に読むことをもう少し意識していくことが必要。
いい加減に流し読みせず、文章の主語と述語の関係も把握したり、代名詞の指すものも流さず確認していくように読んでいかねば。
どれだけ意味があるのかわからないけど、次回も受験したいと思う。
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