ボーナスが出たけれど(物価高、インフレ)

お金

この時期といえばボーナスの話題がのぼる。

幸いわたしもボーナスを貰うことができている。

しかしながら、ニュースで騒がれているとおり、最近は物の値段が上昇している。

ガソリンや電気代といったところから、パンやお菓子などの食料品、トイレットペーパーなどの日用品、iPhoneなどの電化製品・・・とあらゆるものの値段が上がっている。

さすがにここまで物の値段が上がってくると、インフレというものが実感できてくる。

こんな状況下でボーナスが出たとしても、そもそも消費に回そうという「気」が出なくなってくる。

値段が高くなって買えないというのもあるが、少しでも節約しないといけないという意識が頭をもたげてくる。

こうやって自分のように考える人が増えることで、消費が回らなくなり、結果として物が売れなくなって、さらに景気が悪くなるという悪循環に陥るのだろうけれど・・・。

景気の「気」が人の気分や気持ちというのは言い得て妙だ。

個人としての行動の最適化が全体としての最適化にならなというゲーム理論のような状況ともいえそう。

合理的な個人の選択が全体の合理性に適わないということか。といってもそもそもインフレ状況下において消費を控えることが合理的な行動であるのかわからないが・・・。

そう考えるとやはり給料が上がるという未来を描ける、期待を抱ける社会でなければ消費が回るようにはならないのかもしれない。

ボーナスを貰っても、将来どうなるかわからない不安感が覆う状況では使いにくい。

結局、共感されるような明るい将来像や未来像を描いて、安心した生活ができるという保障を与えることが景気高揚には重要に感じる。

いまの日本でかなりハードルが高そうではあるが・・・。

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