2022年5月購入書籍(先月何冊買ったのか)

読書

わたしは本を買うことが趣味になっているところがあるので、戒めを込めて毎月何を買ったかの記録を取ることにした。前回の記録はこちら。

2022年5月に購入した本は以下のとおり。

No.タイトル購入金額(円)著書名読了ステータス
(未読、読書中、読了)
1ビジョンとともに働くということ1,760山口周/中川淳読了
2「自由」は定義できるか(中古)536仲正昌樹未読
3〈知〉の取扱説明書 1,980仲正昌樹読了
4
政治思想の知恵 マキャベリからサンデルまで
2,750仲正昌樹未読
5ミル『自由論』 原書精読への序説2,420薬袋善郎未読
6サンデルの政治哲学(中古)110小林正弥未読
7ハーバード日本史教室(中古)110佐藤智恵未読
8メタ思考トレーニング(中古)110細谷功未読
9その堅苦しい話し方は行きすぎです!(中古)220矢野香未読
10人を操る禁断の文章術(中古)220DaiGo読了
11TOEFLテスト集中攻略リスニング2,860トフルゼミナール未読
12TOEFLテスト集中攻略ライティング(中古)1,430四軒家忍未読
13CNN ENGLISH EXPRESS 2022年6月号1,263CNN English Express編読書中
14読解 評論文キーワード(中古)367斎藤哲也未読
15安河内で自信をつける!入門33パターンはじめる!英作文(中古)536安河内哲也未読
16みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第11版1,540滝澤ななみ読書中
17みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級 工業簿記 第7版1,540滝澤ななみ読書中

5月は合計17冊購入した。購入金額は19,752円。

今月も割と購入したが、先月同様に大半が中古の書籍となっているので、そんなに合計金額は高くならなかった。

今月の1冊:『ビジョンとともに働くということ』

既に読書レビューでも書いているが、『ビジョンとともに働くということ』は、対談本であるため読みやすく、それでもってビジョンを持つことが現代社会を生きていくうえで何故重要であるかを具体的事例とともに紹介されており、仕事でもプライベートでも参考になる一冊。

「人生の羅針盤・コンパスを持て」というフレーズをよく聞くようになったが、右肩上がりの時代でなくなり、少子高齢化など問題の多い現代日本において、外部の指針でなく自分自身で定めた指針に従って歩むことでしか、もはや幸せを感じることはできないということだろう。

なんとなく生きづらさ感じたり、将来への不安を感じたりするのは、すべて指針がないなかで彷徨っているストレスによるものなのかもしれない。

今月の次点としては、『<知>の取扱説明書』が挙げられる。

仲正昌樹氏による勉強・学問の「お作法書」といった書物で、大学1年生、2年生に向けたものであるが、大人になってからも学ぶことは多い。

「学習の身体性」というのは昔から言われていることであるが、確かに身体に染み込ませるという雰囲気はなくなってきているような気もする。(既にわたしが高校生の頃から消滅していたかもしれないが)

こういった書籍を読むと、大学時代に戻ってもう一度思う存分、本を読むことに没頭したい欲が高まる。

ないものねだりだけれども。

読書レビュー:『<知>の取扱説明書』(仲正昌樹)
内容としては大学生、とりわけ1−2年生に向けた内容の本のように感じるが、実体としては結構な割合の大学生が本書に書かれていることを実践できていないように思う。 個人的に修士課程の学生の実体はわからないのだが、この本に書かれている限り、院生もそこまで高尚な感じで学習し振る舞っているようではないかもしれないというのは意外だった。もちろん個人差があるのだろうけど。 最近は歴史や哲学、政治学などなど学問然とした内容の本を読みたい欲に駆られており、今の自分にピッタリの内容だったように思う。 大学生のときの自分は何冊か古典的な作品、プラトンの『国家』やアリストテレス『ニコマコス倫理学』、マキャベリの『君主論』などを読んだこともあるが、そこまで古典と言われる作品群に取り組むことがなかった。 どちらかというと新書や単行本などで学説の概要を知っては悦に入るようなタイプだった。今思えばそういった学説の概要すら何も学べていなかったのだが・・・。 昔から言われているように(少なくとも私には沿う感じている)、やはり身体的に知識を覚え込んでいく姿勢が重要というのはその通りに感じる。 また書籍のあらすじをある程度言えるようになるというのもやはり、といった印象。 いずれも自分ができていない点という意味では反省しかないのだが。。。 本来であれば大学生に戻ってやり直したいところであるが、そんなことは到底不可能なので、少しずつ知を深められるように勉強を進めていくしかない。 結局、近道や簡単な方法などはなく、王道と言われる方法で学習を進めるしかなく、疑問に思ったことがあったら徹底的に納得いくまで調べるという姿勢こそ身につけるべきものなのだろう。 大学生には是非本書を読んでもらって、大学生活を無題にしないように学問に取り組んで欲しい。もちろん大学生でなくても人文系の学問に興味があり、学びたいという意欲のある人にとっても学習の良い導き書となるはず。

2022年6月の読書

簿記の試験が2022年6月12日にあるので、それが終わったら読みたい本を読めそう。

5月に買った書籍の大半が積読状態になっているので、それらも徐々に読んでいって積読を「解体」しなければ。

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