2浪していることもあってか、大学受験時代に結構な数の参考書を買った。
典型的なできない受験生であったので、色々な参考書に手を出しては、どれも完璧にできず終わっていた。
遺産ともいうべき参考書を未だに捨てずに保持している。特に英語と歴史の参考書が多い。
英語も歴史も社会人になってからも勉強したいと思う機会が多くあったので、ずっと手元に残しているのだが、結局は特に使わないまま本棚においてある状態。
いっそのこと捨ててしまえばスッキリするとは思うのだが、今では絶版となった本などもあったり、もしかしたら再度勉強するかもしれないという淡い希望を捨てられず、未だに処分できない。
勉強したいと思う科目やテーマが多くある一方で、どれも身に付いていないお粗末さを考えると、やるべきことを絞って他は捨てるくらいの気概を持たないと何も身に付かないのは真理かもしれない。
しかし、貧乏性のせいか参考書を捨てることがなかなかできない。。。捨てること、取捨選択が重要なのは頭では理解できるのであるが、なかなか踏み出せない。
すべて電子化してしまうのもありか。
データとして残っていれば、もったいないという気持ちは多少収まりそう。
ただ、そうは思ってもすぐに本を残したいという思いが強くなってくる。
本を捨てたいという気持ちと残したいという気持ちの葛藤はずっと続いていて、答えが出ない。
自分の頭を良くするための手段が本であるというのはわかるのだが、物理的な本が醸し出す雰囲気などは紙の本だけが持つ特徴。そういった特徴があることによって、本を捨てられていないのかもしれない。
そのなかでは参考書を捨てるのは比較的容易かと思っていたのだが、いざ捨てようとすると結局は迷ってしまう・・・。
参考書、ひいては本を捨てることができる日はやってくるのか。
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