「なぜ系」タイトルはなぜ多いのか

日々の生活

ネット記事を見ていると、「なぜ〜できたのか」といったタイトルの記事が多いように思う。

「〜の3つの理由」などもよく見かけるタイトルだ。

振り返ってみると、自分もインターネットサーフィンをしていてクリックしてしまう記事のタイトルが「なぜ〜できたのか」、「〜の3つの理由」が多いように思う。

これだけ「なぜ系」のタイトルが多いということは、それだけそのタイトル付けをすることでPV数を稼げていることの証左であろう。

政治、経済に限らず、スポーツ系の記事や、芸能記事にも同じようなタイトルが付けられている。

あの人・企業はなぜ成功したのか、A国がB国に強硬策を取る理由、あのチームはなぜ強いのか、あの芸能人が復活した理由、など。

どの分野を読むにしても「理由」を求めていることになる。

人はそれだけ理由を知りたい。要因を知りたくなる。

なぜかといえば、それを知って自分も真似すれば成功できるかもしれないと思うからだろう。もしくは失敗した理由の記事であれば、自分は同じ轍を踏まないように気を付けようと反面教師に役立つと感じるからだと思う。

そこに一定程度の論理性を見出し、そこに復元性が期待できると思えるからこそ、理由を知りたくなる。

そういえば、この書き方は英語のパラグライディングに似ている、というよりそのものかもしれない。

英語のパラグライディングといえば、最初に結論である主張を述べ、その後はその主張を支える理由を列挙していき、最後にもう一度まとめて結論を述べる書き方だ。

この「なぜ系」タイトルの記事は比較的英語のパラグライディングのように書かれていることが多い。

いつの間にか日本でも、主張に対して理由を列挙するパラグライディングの書き方が浸透してきたのだろうか。

もっともちゃんと理由になっていないような記事もたまに見掛けるが、そこはPV数さえ稼げればいいという割り切りだろうか。

書いていて気が付いたが、この記事は全くパラグライディングになっていない。。。

ただの雑記に過ぎないので、偉そうなことは言えない。

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