何をするにしても戦略は重要だが、なかなか戦略を持って物事に取り組むことは少ない。
自分がどういうキャリアを歩むのか。そこに戦略がなければ、場当たり的な対応となりがちであり、一貫性のない選択を取ってしまう可能性もある。
とはいえ戦略を立てるにしても何をどうしたらいいか、わからないのも事実だ。
まずは目標を立てて、それを達成するために戦略を計画するのが筋だとすると、やはり目標を明確にしないことには戦略もない。
目標を定めた後に、戦略を立てていくわけだが、わたしの今までの人生ではそういった戦略が皆無だったと言っていい。
高校受験も大学受験も何の戦略もなく、その場その場で適当に対応してきたし、就活についても特に戦略的に練って対応していない。
社会人になってからのキャリアプランなども特に考えずにここまできている。
全体として考えることが苦手なのだと感じる。考えることが面倒になり、そのときになったら”考えよう”と思うことが多い。
その際の”考えよう”も、実際には本当の意味で考えているわけではなく、ただその時に目に付いたもの、思い付いたものを見繕って対応しているに過ぎない。
このように考えると、戦略を立てる際に最大の障壁は自分自身の考えない態度・習慣にあるのは間違いない。
この態度・習慣を改めない限り、今までの場当たり的な対応は何も変わらない。
どうすれば真剣に考えるようになるのか。結局は自分の人生に向き合って、自分の人生の責任は自分にある、という至極当然のことを、きちんと直視し、理解する他にないと思う。
誰かが助けてくれる、誰かのせいで等の、他人に期待したりて、他人の責任だと考えているうちは、何も進歩しない。
我が身を振り返ってみても、受験のときは自分の家庭環境が悪いから、就活のときは自分は二浪しているから、社会人になってからは自分の会社は大企業でないから、と常に他人や周りの環境を言い訳にしてきた。
この態度・習慣が続く限り、何も変わることはなく、そのまま月日が流れ、何も達成感を得られぬまま人生を終えるのだろう。
毎日を何となく過ごしてしまう癖を解消するためにも、自分の人生の戦略を立て、それに基づいて行動していくようにしなければ。
このタイミングがラストチャンスかもしれない。
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