短く話したい(「上手く話す」には)

仕事

口下手で

わたしは割と口下手であり、話すのがあまり得意なほうではない。

ほとんどのケースで話す側よりも聞く側に回ることが多く、それは仕事でもプライベートでも概ねその傾向を有している。

ただ、仕事だとどうしても自分が喋らなければならない状況になることがある。こっちから話さなければいけない状況に遭遇することは会社員をやっていると避けられない。

そういうときに一応は自分なりに懸命に話してみるのだが、どうも「上手く話せている」気がしない。

「上手く話せない」とは?

こういうときは自分が話している最中に「上手く話せていないなあ〜」と自分をメタ認知してしまうことが多い。

ここでいう「上手く話せない」は、話していることが分かりづらく、相手が理解できないと言い換えてもいい。

自分の話が相手に通じているかどうか。相手が理解できるか否か、相手が腹落ちしているか、がコミュニケーションの全てなので、いくらこちらが「上手く話す」ことができても無意味となる。

それでは何故「上手く話せない」のか。それは、話す一文が長い、ということに一因があることに気づいた。

「上手く話せない」原因

ダラダラと一文が長くなってしまうと、話の繋がりがわかりにくくなる。

文が長くなるのは①主語+述語だけになっていなかったり、②複文になっていたり、③重文になっていたり、といったところが原因と思っている。

②と③は①ができていないことによる派生したものともいえるが、ついつい文を「また」「そして」「ようするに」などの接続する言葉を使って長くしてしまいがちだし、また「Aさんが・・・と言っていたと、Bさんが言っていたのを私は聞いた」といった入れ子構造で話してしまうことも多い。

このあたりは逆に英語にするときは文を長くするコツとして使われるところではあるが・・・。

英語だとついつい単文を重ねてしまいがちなので、文を長くするためにあえて複文や重文を使うこともある。

ただ、複文や重文は文の意味がわかりにくくなってしまうので、その意味では単文を連ねるスタイルのほうが理解がしやすいのは間違いない。

単文を連ねよう

わたしが大学時代に教わった法律の先生は「日本語を皆さんの書く英語のように単文にしなさい。そうすれば意味がわかりやすくなる」とよく言っていた。

これは書くケースだったが、話すケースにも当てはまるはず。

結局、相手にわかりやすくするには、文をシンプルに主語+述語にして、あまり装飾しないことが肝要ということになる。

まあ実際これが言うは易く行うは難しで、ついつい色々と文を繋げたり、複雑にして話したくなってしまうのだけれど・・・。

ということでなるべく単文を連ねる、短く話すスタイルの習得に向けて日々訓練するしかない。

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