同期が出世したとき、良いポジションを得たとき(嫉妬心)

仕事

会社に入ってある程度の期間を経ると、出世コースに乗った人間とそうでない人間が何となく分かれてくる。

当然ながらまだまだ未確定の要素も多いので、現時点で断定することができないが、段々とふるいにかけられていく。

かくいう自分もある程度の年月会社に勤めているので、同期が良いポジションを得るような事例も出始めてきた。

そういった人事異動の報に接すると、最初は羨ましさを覚える。

ただ、それと同時に「なぜ自分ではないのか」という嫉妬心も芽生えてくる。

嫉妬心自体は誰でも持つものであるし、嫉妬心を糧にして頑張ることもできるので、嫉妬心そのものを否定するつもりもない。そもそも嫉妬心を抑えるのはほぼ不可能だ。少なくともわたしは。

そうはいってもこの嫉妬心は厄介で、日常のふとした瞬間にこの感情がもたげてくる。

こうなったときは大抵の場合、「嫉妬心を抱いても何も変わらない」「自分の現状で出来ることに集中するべし」と自己暗示のような、自己説得のような言葉を紡ぎ、自分を鎮めるようにしている。

こうした一瞬は嫉妬心を抑えることが出来るのだが、結局とある瞬間にまたしても嫉妬心に苛まされることになる。

そうしてまた自分に説得の言葉を掛ける、という無限ループ。

無限ループといっても、時間がいくばくか経過すれば、ある程度は嫉妬心が登場する回数も減ってはくるのだけれど。

それにしても今後の会社員人生において、こういった嫉妬心を持つ機会に幾度も出くわさねばならないと考えると、今のうちから対処法を考えておかねばならない。

同期や後輩が如何に出世しようとも、自分のなかのインテグリティが崩れることなく、拗ねることもなく、心身の健康を保ちながら仕事ができるようなセルフマネジメントが不可欠になってきそう。

自分が寛大な心を持つ聖人君子であれば、このような悩みを抱くこともないのだろうけど・・・。

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