仕事をしているとほぼ確実に合わない人と接しないといけない状況に陥ったり、場面に遭遇することがある。(学校でもあるだろうけど)
性格的に合わなかったり、言動が気になったり、そもそも生理的に無理だったり、色々と理由はあるだろうけど何かと反りが合わない人が一定数だれでも存在するはず。
自分の例でいえば、言動や性格が絶望的に合わず、できれば話したくない人と一緒に働いていたことがあった。
もっともこの人は、何かと回りくどい言い方をしたり、自慢話をしたり、プライドの高そうな人だったので、他の人からも煙たがられていたから、わたしだけに限った話ではないかもしれないが・・・。
こういう人とはなるべく接しないことにする、というのが世間的な最適解となっているので、わたしもそれに準じて出来る限り接点を持たないように行動してみた。
そうはいってもどうしても関わり合いを持たないといけない場面も出てくる。だいたいそういう時は「嫌だなあー」と悲観的になりがち。
何とかならないかと思っている時に、よく聞く金言の一つではあるが「人の良い面を見よ」という言葉を思い出した。
その視点で見てみると、この人はものすごく細かいことに気が付くし、資料も丁寧に作る、ということに気が付いた。
その人は電気分野の専門家だったが、非常に細かい技術的な知識や法規制の話も過去に担当していたようで、それもあって詳細な情報に気が付いていたようだ。
こういうことは普段接しないとわからないし、細かい知識などはやはり参考になる部分も多い。
まあそういった知識を持っていることを自慢しちゃうところが・・・というのはありますが。
反りが合わない人と接して、嫌な気持ちのまま接していては何も生み出さないし、それだとただただ嫌な時間を費やして終わってしまう。
「誰でも良い面はある」という前提であれば、そういうネガティブな状況下からでも「何かしら学ぶことがあるのでは」と考えて、観察し接することで何かを学ぶことができる。
できれば合わない人と接するのは回避したいところだが、そうもいっていられない状況にも今後も当然出くわすはず。
当然ながら状況次第の部分はあるが、そういったときは「人の良い面を見よ」という言葉を思い出して、何かしら学んでいくようにしたい。
コメント