簿記受験理由
第160回簿記検定試験の2級を受けてきた。
わたしは2022年の目標として簿記検定試験の2級を取得することを掲げている。
簿記検定試験を受験したいと思った理由については、
- 簿記知識が有用という言説に影響されたため
- 仕事の知識としても将来的に必要になる可能性が高まったため
の2点が挙げられる。
2021年の11月に開催された第159回簿記検定試験2級は18点しか取れずに撃沈してしまった。
今回は一応そのリベンジ戦となる。
所感
簿記検定試験の2級の出題範囲は以下のとおりとなっている。
出題形式 | 問題数 | 配点 | |
第1問 | 仕分け問題 | 5題 | 20点 |
第2問 | 各種計算問題 | 20点 | |
第3問 | 決算型の総合問題 | 35点 | |
第4問 | 工業簿記の問題 | 2題 | 28点 |
第5問 | 工業簿記の問題 | 12点 |
以下、大問ごとの感想。
わたしは第1問→第4問→第5問→第2問→第3問、という順番で解いた。
第1問(仕分け問題)
前回同様にとりあえず埋めることはできた。
そのうえで3問は取れている自信がある。けどこういう時に限って問題を読み違えていたり、見過ごしていたりして取れていないことがありそうだが。。。
劇的に難しいと思うような問題はなかったが、退職年金をどの勘定科目で処理していいかは判断できなかった・・・。
とりあえず費用の勘定科目を選んだ気がするが合っているのだろうか。
第2問(各種計算問題)
連結修正仕訳を記入する問題。
パット見は落ち着いて解けばできそうな気がしたのだが、いざ解いてみるとどこに非支配株主持分を書いていいのかなど、連結財務諸表の科目名や記入方法がわからなくなってしまいテンパってしまった。
仕分けなどは時間を掛けてじっくり解けばできそうなのだが、スピード不足と知識の曖昧さをまたしても露呈してしまった。
最後まで埋められていないので半分もいかない気がする。
第3問(決算型の総合問題)
決算前残高試算表から貸借対照表と損益計算書を作成する問題。
この問題を取り掛かったタイミングで残り10分しかなく、慌てて解いてみるも当然うまくいかず。。。
こちらも決算整理事項自体はオーソドックスな内容だったのだが、如何せん残り時間のない焦りと、そもそもの解答スピードの遅さが原因でこちらも最後まで解けず。
第3問も半分も取れていないだろう。
第4問(工業簿記の問題)
第4問は大問のなかでさらに2つの問題に分かれている。
前半は工業簿記の原価計算に係る仕訳を3問答える問題で、後半は総合原価計算を答えさせる問題だった。
工業簿記の仕分問題をほとんど解いていなかったこともあり、仕分問題に自信はない。
総合原価計算については最後まで計算もできたので合っているように思うのだが、こちらも仕損費などの考慮が適切になされていなかったりして間違っている可能性もありそう。。。
うまくいってこちらも半分ほどだろうか。
第5問(工業簿記の問題)
直接原価計算がメインで、それと比較して総合原価計算の営業利益も答えさせる問題。
最初は簡単に出せると思って計算し始めたのだが、如何せん固定加工費の扱いをどうしていいかわからなくなってしまい、いたずらに時間を浪費してしまった。
結局しっくりした解答が出せないまま終わった。
この第5問に時間を使いすぎたのが第2問・第3問に影響してしまった。
ここは半分も取れていないだろう。
全体を通して
前回同様に出来は悪い。
そもそも自分が算出した数字に合っている感覚がまったくない。
確実に不合格であることは間違いないが、果たして前回よりも点数は上がるだろうか。
余談
午前中にTOEIC L&R Testを受験し、そのまま移動して簿記の試験を受けた。
簿記試験が終わったあとは疲れがどっときた。
それにしても前回もそうだったが30〜40分で解き終わって帰っていく人が結構いるのに驚く。解くのが早すぎる・・・。
今後の簿記勉強
とりあえず合格するまでは受験してみようと思うが、そもそも勉強にムラっけがあり過ぎて、覚えかけては忘れを繰り返している。
試験直前に何となく勉強しても受からないことは2回受験してみてわかったことか。
地頭の良くない自分としては地道に毎日問題を解いていく以外に合格する方法はない。
紙での試験は次が6月だが、CBTで受験しようかどうか迷うところ。あんまり間隔を空けてもまた忘れるだけであるし、CBTを受験したこともないので、1度CBTを受験してもいいかもしれない。
問題を解くことを習慣化させないとな・・・。
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