試験日が近づくと勉強できなくなる症候群

大学受験

不安になると手が止まる。

試験が近づいてくるとやりたいこと・やるべきことは山積しているのに、時間が限られていて到底全て課題を解決することが不可能だと悟り、フリーズしてしまうことが自分はよくある。

受験生のときもそうだった。11月、12月になると「やっていないこと」が多すぎる一方で、時間は刻一刻となくなっていっている状況下で、何から手を付けていいかわからなくなってしまい、結局何もせずにただ時間だけを浪費する。

こういった状況に陥る性格・心理状態に名前は付いているのだろうか。

「ギリギリにならないとやらない」というより「ギリギリになるにつれて動けなくなる」状態。

この状態になってしまったときは、どうにもこうにも何をしていいかわからなくなり、勉強が手につかなくなる。

わたしが受験生のときは歴史科目がそれに該当していた。

歴史科目でいえばどの時代の用語暗記もほぼできていなかったし、当然ながら問題演習・過去問演習も出来ていない状況だった。

その状況下で、一から用語暗記し始めても時間が足りないのは明らかなため、「どうせ間に合わない」というマインドになって何もしなくなっていたように思う。

何もしないことで更に状況が悪化することがわかっていながら動けない。後から振り返れば勉強する他に方法がないことは重々わかっているのに。

結局、解決策としては地道に勉強をしていくしかない。これが真理。

あとは行動するのみ。

ただ、現役、1浪、2浪と3回もこの沼に陥った怠惰な人間であるわたしにとってはそれがとてつもなく難しいことがわかる。

無理だと思ったとしても少しでも勉強すること。この1歩を積み重ねること。

これは自分への戒めであるが、同じような状況に陥りやすい人にも参考になればと思う。

少しでも動けば作業興奮効果で、やる気が出てくる。そこに至るまでの谷を乗り越えられるかが人生を左右するように感じる。

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