お金持ちになるには生活コストを下げろ、というのは常識になりつつある。
最近は書籍でもYouTubeでも節約術系のコンテンツが豊富になり、段々とコストダウンの意識が浸透しつつある。
かくいう自分も生活コストを結構下げられているように思う。
スマホは当然ながら格安SIM(楽天モバイル)だし、美容院も今まで毎月6,000円のお店に行っていたのを1,000円カットに切り替えた。(これだけで年間6万円浮く)
洋服はほぼユニクロでしか買っていないし、それも値下げしたものを中心に購入するようにしている。
持っているスマホはiPhone7だし、使っているPCも10年前のMacBookのままだ。
食費については週末は家族と外食に行くが、平日は1日1食の生活スタイルなので、昼食代が掛からなくない。夜も基本は自炊している。
タバコは吸わないし、お酒も誰かと一緒でないと飲まないのでコロナになってから1回しか飲んでいない。基本は水かお茶を飲む生活だ。
当然ながら家も持っていないし、車も所有していない。
こうやって書いてみると「ケチくさい」とか「貧乏くさい」と客観的に思えるし、自分でもそう思う。
ただ、主観的には特に我慢しているつもりはないし、当然ながら家族にも我慢を強いているわけではない。
週末の外食や、家族が使うお金については特に制限を設けていない。
それに自分も本は買いたいときに買うし、TOEICや資格試験は躊躇なく申し込むようにしている。
自分のなかで必要なものにはお金を使っている意識はそれなりにあるからこそ、生活コストを掛けずに過ごすことに、そこまでストレスを感じていないのかもしれない。
もっとも物欲がないわけではない。むしろ欲しいものはいっぱいある。
新しいスマホやパソコンも欲しいし、ブランドの格好いい洋服も買いたい。家も車もできれば持っていたほうが良いに決まっている。
しかし、それに身銭を切るかと言われると途端に買う気力がなくなる。
その意味では、買うという行為まで至らないくらいのわずかな欲望でしかないのかもしれない。。。
ネットを見ていると、最近は自分のように考えて行動している人も珍しくなくなっているように思う。
生活コストを下げてメリハリをつければ、いざという時のリスクヘッジにもなるから、不安定な時代にフィットした考え方ともいえる。実際に自分もそういう側面も意識している。
こうやって暮らせるようになったのは産業やサービスの発達も確かに大きいが、何より世間の見方が変わってきたことが大きい。
仕事、結婚、家族などに関する様々な固定観念やしがらみが薄れてきたことが、こういった生活コストを下げた暮らしの大前提になっている。昔なら謎の同調圧力で容認されていたかわからない。
そう考えると、これはリベラル化の恩恵なのかもしれない。
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