新しく買ったモノは大事にしがちだ。
本を買ったときも丁寧に扱おうとすることが多い。
ノートなどは買った後、汚れるのが嫌で使うのをためらうことさえある。そして未使用のままのノートが溜まってしまう。
新しい服を買ったときも、少しでも汚れが付くと絶望的な気持ちになるので、新しいうちは少し着るのを控えたりしてしまう。
こういった対応は買ったものが段々と古くなるにつれて徐々に解消されていく。
そしていつの間にか普通に扱えるようになる。
そうであれば最初からガンガン使っていった方が合理的なのでは、と思うようになった。
モノを買ったとき、なぜかコレクター心理が働き、汚したくない、大事に保管しておきたいという気持ちになることが多々ある。
この収集癖のようなものが、丁寧に扱わなければという固定観念を生んでいるように思う。
モノはそれ自体が有している使用価値を発揮しなければ何も意味はない。
本であればその内容がきちんと頭に入り、何かしらの言動に好影響が及ぶことが使用価値という意味では大事である。
ノートであれば書いた内容を通じて頭が整理されたり、何かアイデアが生じてこそ使用価値を発揮したといえる。
目新しく感じたノートを何冊も買っては、ただ取っておくだけでは何も生み出さないし、使用価値を全く発揮できていない。(自分はノートをなぜかいっぱい買ってしまう・・・)
モノの使用価値が何であるかを考えることは、必要な機能に焦点を当てることにつながるし、そうすることで同じ機能のものをたくさん購入してしまう癖を解消できるはず。
それはミニマルな生活にもつながってくる。
やっぱりモノは使ってなんぼだ。
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