基本的に本を読むときは初めから順番に読んでいく。どのページも飛ばさずに1ページ1ページ進めていき読了を目指している。
最近ではこの手の読み方をする必要はないと、色々なところで述べられている。
自分の好きなところや、重要だと思うところを中心に読めばいいし、すべてを読む必要はない。
こういった意見を聞くことが多くなったし、わたし自身もその方が合理的だと思う。
ただこれまでの性分からか、なかなかそういった合理的な接し方で本を読むことができない。
やはり本は飛ばさずに最後まで読むべきもの、と心のどこかで思っているのだろう。
そうやって飛ばさずに最後まで読むことを前提としていたせいで、目次をきちんと読むことはしなかった。
なぜならどうせ全部読むのだから目次を読んでも時間の無駄だと考えていたから。
しかし、最近になって目次の重要性をひしひしを感じてきた。
特に講義系の本や、教科書的な本を読むときはより目次が非常に役に立つと感じるようになった。
読む前に目次に目を通すことで大まかな本の流れや、概観をつかむことができるのはもちろん、読んでいる途中も、目次に戻ることで自分が現在読んでいる章が全体のなかでどういった位置づけにあるのかを見失わないようにもできる。
目次がここまで便利なものだとは思わなかった・・・。
そういえば以前に齋藤孝氏がどこかの本で目次が重要だと書いていた気がする。
目次を軽視していた今までの読み方が如何に非効率だったかを思うと悲しくなるが、これからはもっと目次を読んでいきたい。
目次をみることが全体理解を促進するし、本の内容の復習にもなる。目次は良いことづくしだ。
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